モデルハウスの購入で後悔を防ぐために知るべき222のチェックリスト

モデルハウス購入

モデルハウス購入は価格面でもメリットが多く魅力の多い住宅購入手段の一つですが、長期的な資金計画や構造上の安全性を適切に考慮せず購入決定を急ぎがちです。

理想的なマイホームが購入可能のモデルハウスだったときに、希少性の高さから、購入決定を焦りがちになるからです。

モデルハウスはいつでも購入できるわけではなく、時期や物件が限られ、購入可能である情報を得ること自体にも希少性があります。そのため、資金計画や物件の状態などの確認を省き、他の人に購入されないようにと焦って購入を決めてしまうケースが多いのです。 

モデルハウス購入を考える方へ『モデルハウス購入で後悔を防ぐために知るべき222のチェックリスト』をプレゼントします。良い物件で、安全に、経済的にも安心して暮らしていくために、1項目ずつチェックを行っていきましょう。長期的な視野で、適切なモデルハウス購入判断を行い、憧れのマイホーム実現へ向けたステップを着実に進めましょう。

1.モデルハウスをマイホームとして購入することは可能

モデルハウスを、住宅購入の選択肢の一つに考え、憧れのマイホームとして購入することは可能です。モデルハウスはハウスメーカーや工務店が、住宅購入希望者のために建てた体験型の見本用物件のことで、販売用に建てられているモデルハウスがあるからです。

モデルハウスにはコストがかかります。初期費用だけでなく、その後の維持管理するためのランニング費用、公開期間終了後の将来的な建替えや解体・撤去などのコストが、ハウスメーカーや工務店に多額の経費として掛かりますが、それらの経費を最小限に抑えるために、マイホーム購入希望者の選択肢の一つとして販売用につくられたモデルハウスがあるからです。

モデルハウスを購入できる時期は、一定の公開期間終了後なので、時期とタイミングが合えば、マイホームとして購入することは可能です。

理想のマイホームを探すためのモデルハウスの見学のコツ【チェックリスト付き】

2.購入できるモデルハウスは2種類

・住宅展示場にあるモデルハウス
・分譲地にあるモデルハウス

2-1.住宅展示場にあるモデルハウス

体験型の見本用物件として、最新の設備や間取りを披露する場として建てられています。モデルハウスは一定期間が過ぎると新しいものに建替えられるのが通例ですが、数社のハウスメーカーでは建替えの際に廃棄ではなく、リユースハウスとして購入希望者を抽選で募ることがあります。

モデルハウスをそのまま解体して再建築する必要があるため、住宅展示場にあるモデルハウスを購入するには、その住宅を移設できる土地を所有していることが前提条件になります。

住宅展示場にあるモデルハウスはかなり大きな仕様になっていますが、ハウスメーカーによっては再建築の際に、所有の土地やライフスタイルに合わせて、家の大きさ自体や間取り変更が可能なケースがあります。

2-2.分譲地にあるモデルハウス

分譲地の一画に建売住宅同様に建てられています。一定の公開期間が経過後か分譲地内の他区画物件が完売すると、ほとんどのモデルハウスは土地とセットで購入することができます。

3.焦ってモデルハウスを購入してはいけない2つの理由

モデルハウスは購入できるタイミングも数も限られていることから、希少性が高く、「早く決めないと他の人に先に買われてしまう」と、焦ってしまいがちですが、憧れのマイホームを実現させ、後々の後悔を予防するために、焦ってモデルハウスを購入してはいけません

焦って購入してはいけない理由は2つです。
・モデルハウスの希少性による焦り
・欠陥が隠れている可能性

3-1.希少性によって適切な判断が出来ていない可能性があるから

モデルハウスは購入できるチャンスは少なく、買いたい!と思ったモデルハウスが販売中の場合は、1棟しかない希少性から、適切な購入判断を持たずに、焦って購入してしまう可能性があります。

例えば、以下のようなメリットから、購入を急いでしまうケースが考えられます。
・価格が安い
モデルハウスは、通常新築で販売される価格よりも、分譲地であれば1割から2割ほど、住宅展示場であれば2割から3割ほどの格安価格で販売されるケースがあります。

・クオリティが高い
モデルハウスは各社の宣伝の場にふさわしく、クオリティが高く、こだわりをもって造られています。住宅展示場にあるモデルハウスは各社が技術力をPRするために、最先端の設備や美しい内装、ハイセンスなインテリアなどが施され、見学者が惚れ惚れするような豪華な造りになっています。

例えば、全館空調、床暖房、太陽光発電、オール電化などグレードの高い住宅設備や、無垢材などの高級建材をふんだんに使い、通常では高すぎて諦めなければならないハイスペックな仕様で造られることが多く、分譲地にあるモデルハウスは広さや間取りは一般的な造りが多いですが、最先端のキッチンやバスルームがフル装備であったり、家具や小物は部屋をより美しく広い空間に演出するために、高品質でハイセンスなものが取り揃えられていたりします。

しかもモデルハウスの購入には、クオリティの高い住宅設備、家具・家電・インテリアがそのまま付属品となるケースが殆どです。

・立地条件が良い
モデルハウスは、ハウスメーカーなどが注文を受注し収益を上げるための「集客」が目的で建てられているので、多くの人が見学しやすいように交通アクセスが良く、周辺環境の良い立地がほとんどです。

このような立地条件は、生活環境の面で失敗する可能性が低く、物件の資産価値としても有利となるケースがあります。

・実物を見て購入できる
分譲地にあるモデルハウスであれば、見本用物件としてすでに建てられている家なので、間取りや天井の高さ、部屋の大きさ、壁や床の質感、生活導線や日当たりの良し悪しなどの条件を実際にチェックすることで、新生活を想定した上での購入ができ、「建ててみるとイメージと違った…」といった失敗が防げます。

・すぐに入居が可能
分譲地にあるモデルハウスだと、購入してから入居までの日数がかからないので、すぐに入居し新生活を始められるケースが多く、新居に引っ越すまでの家賃の重複がありません。

3-2.欠陥が隠れている可能性があるから

モデルハウスは完成した状態で販売されるので、購入するときに建物内部がわからないことが多く、欠陥が隠れている可能性があります。モデルハウスは以下の特徴から、建築工程で品質管理が不十分になりがちで、欠陥を招きやすくなっているのです。

・公開時期に無理に合わせた期間短縮工事による「施工ミス」
・広告や外見に予算をかけるために目に見えない部分の「手抜き工事」
・集客重視で建てられ「暮らす」「住み続ける」といった面が軽視された造り

建物は外観や内観の目に見える部分が綺麗なら大丈夫というものではなく、目に見えない部分である柱や梁、土台、基礎、配管類などの建物のつくり、地盤調査がしっかりされて建てられていることが重要です。

住宅の欠陥でよくある事例に、基礎や外壁のひび割れ、床の傾斜やたわみ、屋根の変形や雨漏り、断熱不良などがありますが、モデルハウス見学時の目視ではわからず、入居後にトラブルが発覚するケースが殆どです。

モデルハウス購入には多くのメリットがありますが、せっかく購入できたとしても、欠陥によって家族が安心して暮らすことができなくケースがあり得るため、焦って購入せずに、一旦「購入申込書(買付証明書)」を記入し物件を押さえたら、購入前までに第三者機関のプロの目で住宅検査を行い、後々の後悔を予防しましょう。

住宅購入の資金計画と住宅ローンの相談はFPへ

4.モデルハウス購入前にホームインスペクション(住宅診断)導入が大原則

住宅展示場にあるモデルハウスは土地のある場所へ移管し再建築時に新築住宅、分譲地にあるモデルハウスは築後1年以上経過後の購入が多いため新築住宅非該当となり未入居の中古住宅、となるケースがあります。

新築と中古のホームインスペクション(住宅診断)の検査項目は若干異なりますが、いずれにしてもモデルハウスの購入前にホームインスペクション(住宅診断)を導入することが大原則です。

ホームインスペクション(住宅診断)は、住宅に精通した建築士などの専門家が、第三者的な立場から、マイホームの劣化状況や欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極めてアドバイスを行う専門業務のことで、導入することによるメリットは以下のようにたくさんあります。

・建物のコンディションを把握し、安心して購入判断ができる
・入居後に発生する可能性があるトラブルを未然に予防できる
・不具合や補修が必要な個所を事前に把握でき、資金計画が立てやすくなる
・報告書は、将来のリフォームや修繕工事を依頼するときに参考になる

モデルハウス見学時にはわからない建物状況に納得し購入するためには、モデルハウス購入前のホームインスペクション(住宅診断)が大原則なのです。

4-1.新築・中古問わず住宅トラブルに関する相談が増加傾向

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは、新築やリフォームのトラブル相談を受けていますが、この機関が受けた相談件数をみると、相談件数は新築・中古問わず増加傾向なのがわかります。

購入後の失敗の思いを未然に防ぐためには、購入前のホームインスペクション(住宅診断)が役に立ちます。

2019年度の電話相談の概要
 住宅トラブル電話相談推移
(出典)住宅相談統計年報2020/公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

4-2.マイホームに不具合が発見される時期の多くは、築後3年未満の早い時期

モデルハウス購入に限った話ではありませんが、新築住宅の主な特徴のある不具合事象(図2-23、2-24、図2-25、2-26参照)である「雨漏り」「ひび割れ」「床鳴り」について、不具合発生の築後年数の割合(図1-43参照)をみると、3事象とも不具合が築後3年未満の早い時期に多く発見されていることから、新築時の工事に関して信用できない現状が浮き彫りになっています。

購入前にホームインスペクション(住宅診断)を導入していれば、欠陥住宅や買ってはいけない住宅を購入するリスクを減らすことができます。

住宅形式別の不具合事象 
   不具合部位

不具合発生時の築後年数(出典)住宅相談統計年報2020/公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 

4-3.自信をもってモデルハウス購入に踏み切ることができる

モデルハウスの購入を、自信をもって判断することは簡単ではありません。モデルハウスの購入は一般の新築の価格よりも低価格とはいっても、数千万円単位の支出を伴う大きなライフイベントなので、家計の安全性のためにも失敗を避けたい思いが強いからです。

ホームインスペクション(住宅診断)をモデルハウス購入前に導入していれば、万が一重大な欠陥が判明した場合に購入見送りといった賢明な判断ができ、問題がなければ購入決定をタイミングよく速やかに下すことができるようになります。

ハウスメーカーや不動産業者などの利害関係のない第三者機関のプロの目から、建物状況を見極めた適切なアドバイスをモデルハウス購入前に得ることで、物件に対する不安要素を払しょくし、希少性の高いモデルハウス購入のチャンスを無駄にせず、自信を持って購入判断に踏み切ることができるようになります。
ホームインスペクションをなぜ利用しようと思いました

ホームインスペクションを利用してみてどう思われましたか

ホームインスペクションを利用してみて
ホームインスペクションを利用してみて
出典:内閣府認証NPO法人 日本インスペクターズ協会 「ホームインスペクション利用者100人の本音」より

5.モデルハウス購入で後悔を防ぐために知るべき222のチェックリスト 

モデルハウス購入決定までに時には悩んだり、不安に思うことも出てくるかもしれませんが、
その過程も楽しみながら、納得できるマイホーム購入を実現するために購入判断に役立つチェックリストを作りました。
モデルハウス購入で後悔を防ぐために知るべき222のチェックリスト (←チェックリストをダウンロードできます)

考えを整理し、安心・納得できるモデルハウス購入を実現させましょう。

No.カテゴリチェック項目チェック欄
1資金計画長期のキャッシュフローの確認
2マイホーム購入適正額の把握
3住宅購入にかかる印紙代、登記費用、仲介手数料、不動産取得税、火災保険料、固定資産税清算金等
4初期費用の把握住宅ローン諸費用(印紙代、手数料、保証料、等)
5照明・エアコン、家具等(モデルハウス購入時の付帯リスト要確認)
6入退去費用(引越し代、賃貸の原状回復費用、等)
7
8家にかかる
ランニングコスト
の把握
固定資産税、都市計画税
9修繕費用
10団信保険料
11火災保険料
12光熱費
13
14住宅ローン審査通過の可否について団体信用生命保険の健康上の加入条件
15既存借入の有無
16クレジットカードなど支払い遅延
17奨学金返済履歴の確認
18勤続年数の確認
19
20売主
事業/特性
事業の健全性
21アフターサービスへの取組
22
23担当者話を最後まで聞いてくれる
24丁寧に質問に答えてくれる
25デメリットも説明してくれる
26希望がかなわなくても代替案を示してくれる
27説明がわかりやすい/資金計画
28説明がわかりやすい/商品(標準装備・付属品・オプション)
29説明がわかりやすい/アフターサービス
30
31災害面以前の土地用途
32土壌汚染の可能性はないか
33造成の状況は大丈夫か
34軟弱地盤でないか
35周辺の川・山・崖等の確認と災害対策
36国土交通省ハザードマップポータルサイト/ https://disaportal.gsi.go.jp/
37
38交通面最寄り駅までの距離(徒歩・バス・自電車    分)
39最寄りバス停までの距離(徒歩・自転車     分)
40通勤時間(電車・徒歩・バス・自電車    分)
41通学時間(電車・徒歩・バス・自電車    分)
42電車/始発  :  ~終電  :
43バス/始発  :  ~終電  :
44通勤ラッシュの状況
45通勤道路の渋滞・交通量
46
47利便性スーパー・コンビニ・ドラッグストア・商店街など
48病院
49保健所
50動物病院
51銀行
52郵便局
53市・区役所・出張所
54交番
55消防署
56図書館
57公園
58銭湯・スパ
59親元との距離
60
61子育て環境病児保育所・一時保育所・(     )
62幼稚園・保育園
63小学校
64中学校
65高校
66専門学校
67短期大学
68大学
69各種教室(ピアノ、スイミング、体操、英語、(     ))
70学習塾
71
72地域環境用途地域
73今後オープン予定の施設
74景観・街のイメージが良い
75子育てしやすい環境
76日常の買い物に便利
77交通アクセスが良い
78救急医療体制が整っている
79近所付き合い・地域コミュニティーが盛ん
80時間帯ごと(朝・昼・夜)の地域環境の確認
81治安が良い(犯罪が少ない)
82落書きはないか
83安全面の不安はないか
84騒音を発する施設はないか
85臭いを発する施設はないか
86
87自治会ゴミ集積の場所
88
89住戸の広さ専有面積(     ㎡)
90敷地面積(     ㎡)
91構造・仕様地震に強い(免震構造など)
92木造軸組み
932×4
94鉄骨
95RC
96スマートハウス
97優良宅性能評価書付き
98長期優良住宅
99低炭素住宅
100高気密・高断熱住宅
101その他条件(          )
102耐震性・耐久性
103セキュリティ対策
104防犯設備
105
106家族について家族が増える可能性(    人)
107家族が減る可能性(    人)
108家族それぞれの趣味
109駐車・駐輪駐車台数(    台分)
110駐輪台数(    台分)
111
112各室の使い勝手リビング・ダイニング(広さ(    ㎡・   ㎡)・明るさ・使い勝手)
113リビングとダイニングが(一体型or分離型)
114主寝室(広さ(    ㎡)・収納量・使い勝手)
115子供部屋(広さ(    ㎡)・収納量・使い勝手)
116予備室(広さ(    ㎡)・収納量・使い勝手)
117書斎(広さ(    ㎡)・収納量・使い勝手)
118ワークスペース(広さ(    ㎡)・収納量・使い勝手)
119スキップフロア
120
121キッチンキッチンのタイプ(対面型or独立型)
122食器棚の置き場所
123冷蔵庫の置き場所
124IHクッキングヒーターorガスコンロ
125食器洗い洗浄機
126高機能水栓
127キッチンに勝手口
128
129洗面・脱衣室脱衣スペース
130洗面台の収納量
131ボウルの大きさ・数
132洗濯機・乾燥機の置き場所
133
134バスルーム浴槽素材、大きさ
135浴室換気乾燥機(通常or暖房機能付き)
136床材、乾燥床など
137手すり
138
139トイレ数(各階)
140便器・タンクレストイレなど
141トイレに手洗いカンター
142収納量
143手すり
144
145玄関防犯機能・錠のタイプ
146モニター付きインターホン
147玄関収納
148
149収納パントリー
150ウォークインクローゼット
151屋根裏収納
152床下収納
153
154バルコニー物干しスペース
155ガーデンセット
156ガーデニング
157水栓
158照明
159
160ルーフテラス
161庭の広さ
162ウッドデッキ
163
164快適性日当たり(窓の大きさ・建物前面の建物や樹木の有無)
165風通し(南北・東西方向の両側に開口部があるか)
166冷暖房効率
167
168生活面バリアフリー
169間取りの可変性
170眺望(高台の敷地など)
171解放感(天井高、吹き抜けなど)
172希望の道路(南道路など)
173家事導線がスムーズ
174生活導線がスムーズ
175近隣住居との目線
176共働きなどの生活スタイルへの配慮
177
178住宅設備空調
179床暖房(電気式・温水式)
180換気システム
181配線やセキュリティ関連設備
182コンセントの位置と数
183TV・インターネット環境
184防犯・防災対策
185
186購入申込申込証拠金:10万円・(    円)
187ホーム
インスペクション
(住宅診断)
業者選定・申込
188必要書類の準備現地案内図
189住宅の間取りがわかる資料(平面図・配置図・販売図面など)
190耐震性に関する書類(確認済証・検査済証など)
191
192
193住宅ローン/
事前審査申込
金融機関決定
194住宅ローンの種類決定
195金利のタイプの決定
196
197付帯設備表/
主要設備
給湯関係(給湯器、バランス釜、太陽熱湯水器、湯沸かし器、他)
198水回り関係(厨房設備、浴室設備、洗面設備、トイレ設備、洗濯用防水パン、他)
199空調関係(冷暖房機(エアコン)、床暖房設備、換気扇、24時間換気システム、他)
200付帯設備表/
その他の設備
照明関係(屋内照明設備、屋外照明設備)
201収納関係(食器棚(造作)、つり戸棚、床下収納、下駄箱、他)
202建具関係(網戸、雨戸、都・扉、ふすま、障子、他)
203テレビアンテナ
204その他(カーテンレール、物干し、車庫・カーポート、庭木、門、表札、塀、他)
205モデルハウス
購入時付属品
家電(キッチン、LDK、浴室、脱衣室、トイレ、主寝室、予備室、他)
206家具(キッチン、LDK、浴室、脱衣室、トイレ、主寝室、予備室、他)
207ファブリック類(キッチン、LDK、浴室、脱衣室、トイレ、主寝室、予備室、他)
208食器・雑貨・観葉植物、等(キッチン、LDK、浴室、脱衣室、トイレ、主寝室、予備室、他)
209他(キッチン、LDK、浴室、脱衣室、トイレ、主寝室、予備室、他)
210売買契約時手付金(一般的には物件価格の10%が目安)
211契約印紙税(物件価格の応じて課税)
212瑕疵担保責任保険売買契約時に保険内容確認(保険申込は事業者が行う)
213ローン契約時契約印紙税(借入額に応じて課税)
214引渡し時頭金(頭金>申込証拠金+手付金…その残金を清算)
215ローン借入費用(事務手数料、保証料、抵当権設定にかかわる登録免許税、火災・地震保険料等)
216登録免許税(固定資産税評価額に税率をかけて算出)
217司法書士手数料
218瑕疵担保責任保険引渡し時に保険契約を証する書類の交付
219入居時引越し代
220入居後ローン支払い
221固定資産税・都市計画税(毎年1月1日時点での所有者に課税、通常1年分を4分割して支払う)
222不動産取得税(不動産取得後6か月~1年半くらいの間に支払う)

 

6.モデルハウス購入前にすべきお金周りの2つのこと

モデルハウスの購入を考える時にまずやるべきことは『身の丈に合った資金計画を立てる』ことです。そのためには以下2つを行いましょう。

・長期のキャッシュフローの確認
・マイホーム購入適正額の把握

6-1.長期のキャッシュフローの確認

モデルハウス購入にあたっては、将来のライフイベントを資金計画に織り込んだ長期のキャッシュフローの確認が、一生涯の家計を守る上で大切です。人生の中では何らかの理由で返済不能となり、住宅ローン破綻をしてしまう人は決して少なくないからです。

一般的にハウスメーカーなどではマイホーム購入の資金計画として、直近のキャッシュフローからの貯蓄額だけを見て、安易にマイホーム購入適正額を決めてしまうことがありますが、それは過去の家計簿の確認にすぎず、将来の収支の動きを確認しているわけではありません

今後の家族構成の変化やお子様の進学、家計の大黒柱の方の転職や体調不良による収支の変化、帰省や家族旅行、車や家電の買替えや維持管理費などのライフイベントを予測して必要額を織り込むことで、身の丈に合った長期の資金計画ができるようになり、買おうとしているモデルハウスを購入しても、生涯キャッシュフローが悪化することはないのか、モデルハウス購入前に確認をしておくことは、家計を守り、安心・安全に生活する上で大切なのです。

6-2.マイホーム購入適正額を把握する 

お金の心配なく生活するために、モデルハウス購入前に、マイホーム購入適正額の把握が大切です。人生にはマイホーム購入資金だけでなく、さまざまなライフイベントで必要な資金があることを6-1でお伝えしましたが、マイホーム購入適正額を決めるには、以下のリスクも考慮し金額を検討しましょう。

・金利変動リスク:住宅ローンを変動金利で借りる場合で、仮に将来金利が変動すると支払額が変わります。金利が上昇すると支払額は増加します。

・インフレリスク:現金価値に影響をもたらします。

モデルハウス購入にかかわる費用と、諸々の費用面での予測を資金計画に織り込み、長期のキャッシュフローを確認することで、マイホーム購入適正額が把握でき、身の丈にあった資金計画ができるようになります。

モデルハウス購入へ進む中で『身の丈に合った資金計画を立てる』に至っていない場合には、ホームインスペクション(住宅診断)と同様に、独立系のFP事務所など第三者的な専門家に、長期のキャッシュフロー作成依頼をしてアドバイスを得て、モデルハウス購入前にお金の不安をすべて払しょくして、憧れのマイホームの実現を楽しみましょう。

住宅購入の資金計画と住宅ローンの相談はFPへ

7.まとめ

モデルハウス購入について検証してきました。建物にしても、家計にしても、ご自分自身で正確な把握が難しいときは、第三者的な専門家の意見を取り入れ、ご家族が安全に豊かに暮らしていけるように、憧れのマイホーム実現を目指しましょう。

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