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2020.1.17
住宅購入・住宅ローン

持病があると、住宅ローン審査はどうなる?

病気の治療中や過去に大病をしている人は住宅ローン審査に通らないのか?住宅ローンを組む際は団体信用生命保険(団信)の告知が原則義務付けられます。ではどんな病気が審査に影響するのでしょう。また過去の病気も申告する必要があるのでしょうか?

1.住宅ローン審査に病気は関係するか

(1) 治療中の場合は?

住宅ローンを組むときには団体信用生命保険(団信)と呼ばれる保険に加入することが原則、義務付けられています。多くの金融機関ではこの保険に加入できなければ、住宅ローンを組む事ができません。

よって、過去に大病をしている方や治療中の方は、この団信の審査が住宅ローン審査の最大の鬼門となるのです。

(2) 過去の病気はいつまで遡って報告する?

過去の病気について最初に押さえておくのは、告知が必要な期間についてです。10年前の既に完治している病気について申告する必要はあるのでしょうか?一体、何年前の病気まで告知しなければならないのでしょうか?                           

答えは3年です。3年以内に病気でお医者さんにかかっている場合は告知事項にあてはまる可能性があるということを覚えておきましょう。

2.どんな病気を申告するのか

(1)申告する病気がある場合の気になる審査基準

どのような病気が審査にひっかかるのでしょうか。

例えば花粉症なんかは持病として申告する必要はありますか?もちろんありませんよね。花粉症で亡くなるなんてことは聞いたことがありませんし。

ここでいう病気とは糖尿病や高血圧症、脳卒中など、ケースによっては生死にかかわるような病気が主に該当します。告知する必要のある病名は引受保険会社によって異なるので確認してみましょう。

(2)ダメ!病気は隠さないで

病気の治療中であることや過去の病気を隠して住宅ローン審査に無事通過したとしましょう。
ただその後なんらかのきっかけでその事実がバレってしまったらどうでしょうか。
最悪の場合、告知義務違反として万一のときに団信の保険金が支払われない事や、住宅ローンの一括返済を求められることもあるでしょう。非常に重いペナルティを覚悟する必要がありそうです。告知が必要な病気はきちんと申告する必要があります。これは絶対に忘れないでください。

3.まとめ

いかがでしたか?病気治療中の方や過去に病気のある方は少なからず住宅ローンの審査に影響しそうですね。告知事項があっても、団信加入できる場合もあります。加入できない場合でも団信加入が必須でない住宅ローンも存在します。その、代表として「フラット35」などが知られています。
いずれにしろ、持病や病歴がある方は治療開始時期や治療内容等を住宅ローンの審査前に確認しておくとよいでしょう。

2020年1月17日
text by 久保田 正広
FPバンク

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