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投資信託おすすめ銘柄・証券会社ランキング[2024年]

投資信託 ランキング

お金を増やしたいけど、貯金では利息が少なすぎる。株式投資やFXは、短期間で大きく資産が増える可能性もありますが、同じくらい資産が減る可能性もあります。

「お金を増やしたいけど株やFXよりは低リスクに」と思っている方にオススメなのが投資信託です。

投資信託は、多くの投資家から集めたお金をひとまとめにして、投資のプロが運用する金融商品です。

運用をプロが行ってくれるので、金融や経済の知識が豊富ではなくても大丈夫。
ネット証券によっては、100円からと小額からでも積み立てることができます。

ただ、投資信託のラインナップは証券会社によって異なります。自身に合った投資信託を見つけるためにも、最初の証券会社選びが大切です。

目次

投資の目的別に考えるおすすめの投資信託

投資の目的別に考えるおすすめの投資信託

ひとくちに投資信託と言っても、目的別に適した商品は異なります。

目的に合わない商品を選択してしまうと、場合によっては資産を増やすどころか「運用失敗」ということにもなりかねません。

ここでは投資の目的によって、おすすめの投資信託の一例を紹介します。

1.老後の資産形成のためにおすすめの投資信託

老後に向けて長期で資産形成を進めたいなら、世界全体に分散投資できる投資信託がおすすめです。

日本はバブル崩壊からずっと経済が停滞しているのは周知のとおりですが、世界全体を長期で見れば右肩上がりで経済が進んでいます。

世界中に投資する投資信託なら、長期的な伸びしろが期待できるでしょう。おすすめは以下の銘柄です。

・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)SBI-SBI
・全世界株式インデックス・ファンド

世界全体に投資することで、もし1国の経済が悪化しても、好調な国・地域のプラスでカバーできます。

また、世界中のどの国が今後の経済成長をリードしたとしても安定してリターンを享受することが可能です。

2.短期で大きな利益を得たい人におすすめの投資信託

初心者にはあまりおすすめできないのですが、短期で高リターンを得られるレバレッジ型投資信託を選ぶという方法もあります。

具体的には「日々の基準価額の値動きが対象指数の値動きに対して、●倍程度となることを目指したファンド」に投資することです。以下のような投資信託があります。

・大和アセットマネジメント:iFreeレバレッジ NASDAQ100
・楽天証券:楽天レバレッジNASDAQ-100
・SBI-SBI 日本株4.3ブル

たとえば「レバナス」と呼ばれるiFreeレバレッジ NASDAQ100は、過去3年で+203.51%(2022年3月10日時点)と、わずか3年で基準価額が3倍に成長しました。

ただし、リターンが大きいということは、それだけマイナスになるリスクもあるということです。

2022年2月からロシアがウクライナに侵攻したことなどの要因もありますが、過去6ヶ月で-24.62%(2022年3月10日時点)と大幅に資産を減らしています。

暴落直前に投資してしまうと大きく資産を減らすこともあるため、投資するかどうかは慎重に検討しないといけません。

老後資金を増やす目的なら、選ぶのは避けたほうが良いでしょう。

3.配当金で不労所得が欲しい人のための投資信託

投資信託には「毎月分配型」と呼ばれる商品があり、それらを選択することで、お給料のように分配金を得ることができます。

配当金による不労所得を得たい人には選択肢になるでしょう。ただし、以下の2点に注意が必要です。

・分配金の支払いによって純資産額が下がる
・利益が出ていなくても分配金が支払われる

分配金が出ると、投資信託の「純資産額」が減少します。純資産価額が減ると基準価額が減少するため、売却する時の譲渡益が少なくなるデメリットがあります。

また、毎月分配型の投資信託は利益が出ていない状態でも分配が行われます。分配金には

・普通分配金
・特別分配金

の2種類があり、特別分配金はもともと投資している投資資金の一部のことです。

たとえば毎月1万円の分配金が得られる商品があったとして、利益が5,000円しか得られなかった場合は、残り5,000円は特別分配金で支払われます。

自分が投資したお金が返ってきているだけですから、長期的に資産を増やすという目的達成は難しいでしょう。

もし毎月分配型を選ぶなら、特別分配金の仕組みをあらかじめ理解し、運用益が発生しているのか、毎月しっかりと確認する必要があります。

長期での資産形成を目指すなら、分配金がない投資信託を選択しましょう。

老後の資産形成でおすすめしたい投資信託ランキング

老後の資産形成でおすすめしたい投資信託

老後資金の準備など、長期的な視点で投資するなら世界中に分散投資できる商品がおすすめです。

日本をはじめとして少子化・高齢化が進む先進国も多いですが、世界的に見れば人口は増加しており、長期的な伸びしろが期待できます。

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)

eMAXIS Slim(オールカントリーは、日本を含む先進国・新興国の株式市場の値動きに連動することを目指す投資信託です。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込、円換算ベース)がベンチマークになっているのが後述する「雪だるま」との違いで、こちらは大型・中型株に連動しています。

小型株を含めないで大型・中型の比率を高めたい方にはおすすめです。

純資産総額は7,000億円を超えて非常に安定しており、全世界株式を購入するなら有力な候補といえるでしょう。

信託報酬0.1144%以内
リターン(1年)4.79%
リターン(3年)16.34%
純資産総額761,067百万円
※2022年11月22日時点

SBI全世界株式インデックス・ファンド

SBI全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま)は、文字通り全世界の値動きを捉えることを目指した投資信託です。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する投資成果を目標としており、世界中の「小型株」まで含めて投資できるメリットがあります。

世界中にまとめて投資したい方には、eMAXIS Slimオールカントリーと並んでおすすめできます。100円からの購入に対応しており、気軽に投資できるのもメリットです。

信託報酬0.1102%程度
リターン(1年)4.50%
リターン(3年)16.01%
純資産総額80,387百万円
※2022年11月22日時点

SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド

全世界型の投資信託ではありませんが、おすすめ商品として「SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド」を紹介します。

米国のS&P500という指数に連動する投資信託で、AppleやTesla、Amazonなど世界的な大企業が多く含まれます。

米国は先進国のなかで数少ない「人口が増えている国」であり、今後も中長期的な安定成長が期待できます。

分散できるのは500社のみと全世界型に比べて少ない反面、米国を代表する大企業の比率が大きい特徴があります。

2020~2021年は米国株が好調ということで大きな実績をあげており、今後も米国の成長性を信じるならおすすめの商品です。

信託報酬0.0938%程度
リターン(1年)11.93%
リターン(3年)21.74%
純資産総額729,279百万円
※2022年11月22日時点

短期で利益を狙うならおすすめの投資信託ランキング

短期で利益を狙うならおすすめの投資信託ランキング

短期で利益を狙うなら「レバレッジの仕組みがある投資信託」や、「運用成績の良いアクティブファンド」などがおすすめです。

ただし、短期的にリターンを得られる可能性がある反面、インデックスファンドよりも大きく下落するリスクもあります。

買い時、売り時を見極める投資スキルが必要になるでしょう。

大和アセットマネジメント:iFreeレバレッジ NASDAQ100

iFreeレバレッジ NASDAQ100は、日々の基準価額の値動きが「NASDAQ100指数(米ドルベース)」の値動きの2倍程度となることを目指した投資信託です。

NASDAQ100指数はITやバイオテクノロジーなどの最先端技術を持つ企業が多く、ハイテク企業が成長する局面ではS&P500や全世界株を大きく上回るリターンを期待できます。

為替変動リスクを低減するために為替ヘッジが行われるため、「大きなリターンを狙いたいけど為替リスクは回避したい」という方にもおすすめです。

下落相場やもみ合い相場では「値動きが2倍」のデメリットが大きいため、上昇局面で短期的に運用するといいでしょう。

信託報酬0.99%
リターン(1年)-52.27%
リターン(3年)15.47%
純資産総額145,918百万円
※2022年11月22日時点

楽天証券:楽天レバレッジNASDAQ-100

楽天レバレッジNASDAQ-100は通称「楽天レバナス」と呼ばれており、iFreeレバレッジ NASDAQ100と同様に日々の値動きがNASDAQ100指数の2倍程度となるように運用される投資信託です。

信託報酬がiFreeよりも安く設定されており、今後はこちらの方が人気になる可能性もあります。

楽天証券やマネックス証券で購入できるので、利用している証券会社によってはiFreeと並んで選択肢になるでしょう。

信託報酬0.77%
リターン(1年)-56.37%
リターン(3年)
純資産総額27,085百万円
※2022年11月22日時点

SBI-SBI 日本株4.3ブル

SBI-SBI 日本株4.3ブルは、日本の株式市場の概ね4.3倍程度の値動きを目指す投資信託です。

株価の上昇局面では基準価額が大きく上昇し、反対に株式市場が下落すると基準価額も大きく下落します。

日本株の成長性に期待するなら、投資の選択肢としてはアリでしょう。

ただ、下落局面に弱いこと、もみ合い相場では基準価額が押し下げられてしまう点には注意が必要です。

信託報酬0.968%
リターン(1年)-34.15%
リターン(3年)-1.54%
純資産総額28,042百万円
※2022年11月22日時点

年金積立 Jグロース

年金積立 Jグロースは、長期で安定的なパフォーマンスを重視する投資信託です。

成長性が高く、株主への利益還元が期待できる株式(利益還元成長株)に投資しています。

設定来のパフォーマンスはITバブル崩壊やリーマン・ショックなどの調整局面を乗り越えており、20年の長期運用の結果としてTOPIXを上回って推移しています。

信託報酬もアクティブファンドとしては安いため、コストを抑えながらベンチマークを超えたリターンを得たい方におすすめです。

信託報酬0.902%
リターン(1年)-5.23%
リターン(3年)9.71%
純資産総額56,675百万円
※2022年11月22日時点

分配金狙いにおすすめの投資信託ランキング

分配金狙いにおすすめの投資信託

投資信託で分配金を狙う場合、利益を安定的に狙えそうな商品を選ぶ必要があります。

継続して高い利益を得ているか、今後も安定したリターンが期待できそうか、という点については確実にチェックしておきたいところです。

GS日本フォーカス・グロース毎月決算コース

GS日本フォーカス・グロース毎月決算コースは、成長が期待できる大型・中型・小型株から厳選した商品に投資できる投資信託です。

2020~2021年にかけて大きく「月次資金流出入金額」を伸ばしており、リターンの最大上昇率も下落率を上回っていて好調です。

直近2022年のパフォーマンスは良くありませんが、今後も再び上昇すると見込むなら良い商品といえそうです。

信託報酬1.683%
リターン(1年)-10.71%
リターン(3年)9.74%
純資産総額19,778百万円
※2022年11月22日時点

GS米国成長株集中投資ファンド年4回決算コース

GS米国成長株集中投資ファンド年4回決算コースは、文字通り米国株に集中的に投資する投資信託です。

米国株のなかでも割安と判断された銘柄に投資するため、中長期的に成長すればインカムゲインだけでなくキャピタルゲインも期待できるでしょう。

米国株の成長性と安定した分配金の両方を受け取りたいなら、候補として調べてみてもいいでしょう。

信託報酬2.0075%
リターン(1年)-16.61%
リターン(3年)10.25%
純資産総額12,143百万円
※2022年11月22日時点

リスクを抑えて老後資金を貯めたい方におすすめの投資信託

リスクを抑えて老後資金を貯めたい方におすすめの投資信託

全世界に投資できるとはいえ、株式100%ではリスクが大きすぎると感じる人もいるでしょう。

さらにリスクを分散するためには、株式以外の資産に分散投資できる商品を検討してみてはいかがでしょうか。

投資対象が「債券のみ」「不動産のみ」という商品のほか、さまざまな資産に投資できる「バランス型」と呼ばれる商品も人気です。

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは、米国やヨーロッパなどの先進国債券に投資できる投資信託です。

新興国の債券と比較して安定性が高い一方、低金利の日本よりも大きなリターンを見込めます。

株式投資信託はどうしても値動きが大きく、リーマンショックなどの金融危機には価値が半減することも珍しくありません。

アセットアロケーションに先進国債券を加えることで、リスクを抑えた安定運用に近づくでしょう。

事実、株式投資信託が2022年に不調な中、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは1年トータルリターンがプラスで推移しています。

信託報酬0.154%以内
リターン(1年)2.57%
リターン(3年)4.10%
純資産総額56,850百万円
※2022年11月22日時点

eMAXIS Slim 国内債券インデックス

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、日本の債券に投資する投資信託です。

低金利の日本の債券は諸外国に比べてリターンは見込めませんが、為替変動に巻き込まれることがないメリットがあります。

できるだけ保守的に運用したい人は、先進国債券に加えてアセットアロケーションに加えてもいいでしょう。

信託報酬0.132%以内
リターン(1年)-3.60%
リターン(3年)-1.80%
純資産総額17,248百万円
※2022年11月22日時点

そもそも「投資信託」とは何か

投資信託とは

投資信託は、株式や債券のような投資商品ですが、個人投資家が直接売買するこれらの商品とは異なる特性を持っています。

【投資信託とは】
投資家から集めた資金を利用して、ファンドマネージャーが金融商品を運用する仕組み

ファンド(投資信託のこと)の運営者は広く投資家から資金を募り、まとまったお金を株式や債券等に投資します。

運用した得た利益を、投資口数ごとに投資してくれた人に分配するのが、投資信託の基本的な仕組みです。

個別の株式に投資する場合、「どの銘柄が値上がり・値下がりするか」「どの投資タイミングが適切なのか」といったことを自分で判断することになります。

投資信託ならプロが代わりに運用してくれるので、投資の知識が少ない状態でも始めることが可能です。

日経225やTOPIXなどの指数に連動する「インデックスファンド」なら、誰であっても指数に値動きに近い運用成果を得ることができます。

資産形成に投資信託をおすすめする理由

資産形成に投資信託をおすすめする理由

初心者の資産形成には投資信託がおすすめですが、「なんで初心者におすすめなの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
ここでは、投資信託が初心者におすすめである理由を紹介します。

1つの銘柄で幅広い分散投資が可能

投資信託は大きく分けて以下の2つに分かれます。

指数に連動する値動きを目指す「インデックスファンド」
指数を上回る値動きを目指す「アクティブファンド」

インデックスファンドは、日経225や東証株価指数、米国のS&P500といった指数に連動した値動きを目指します。

指数とは、「特定の銘柄群の株価の動き」を表す指標のことです。
インデックスファンドは、こうした指数が運用目標(ベンチマーク)として選定されます。

指数と連動するような銘柄と割合でインデックスファンドが構成されているのです。
言い換えれば、指数に含まれる銘柄に分散投資しているのと同じ効果が得られるわけです。

たとえば東証株価指数TOPIXの銘柄は2,000以上もあり、TOPIXに連動する投資信託を選べば簡単に2,000銘柄への分散投資が可能になります。

一方のアクティブファンドは指数を超える値動きを目指すため、ファンドマネージャーによって銘柄が厳選されています。
たとえば日本株に投資するアクティブファンド「年金積立 Jグロース」の構成銘柄は126銘柄です。

それでも、個別株と比較すれば十分に資産を分散できます。

100円から投資できる

投資と言えば、10万円~100万円以上の高額な資金が必要というイメージをお持ちではないでしょうか?

株式投資の場合は100株単位での購入が基本なため、銘柄によっては1銘柄を買うだけで100万円以上のお金がかかります。
投資信託の場合、1万円以下の少額で投資が可能です。

証券会社によっても異なりますが、100円から投資できる証券会社もあります。

株式と違って「金額単位での投資」ができるので、自身の資金力に合わせて入金額を細かく調整できるのもメリットです。

実際の運用は投資のプロにお任せできる

たった1つの銘柄でも、市場の環境に応じて売り買いを繰り返すのは初心者にはハードルが高いものです。

市場は平日の昼間しか開いていないので、一般企業のサラリーマンでは取引に参加することだけでも大変です。

投資信託では投資家はお金を出すだけで、投資対象の選定や運用はお金のプロが代わりにやってくれます。

信託報酬などの運用コストはかかるものの、知識が全くなくても資産運用できるのは投資信託ならではの大きな魅力です。

おすすめの投資信託の選び方のコツ・ポイント

投資信託の選び方

ひとくちに投資信託といっても、その数は6,000前後もあります。

商品ごとに投資する資産の種類や国が異なり、リターンも大きく変わる点に注意が必要です。

投資したことを後悔しないためにも、これから紹介する選び方のポイントを意識して、投資信託を探してみましょう。

徹底的に低コストの商品を選ぶのがおすすめ

投資信託を選択する際、可能な限り低コストの商品を選択することが重要です。

投資信託では「購入時」「運用中」「売却時」のそれぞれでコストがかかる可能性があります。

投資信託のコスト内容
購入時手数料投資信託を購入する際に支払う費用。
申込価額の○%という形で支払う。
信託報酬投資信託の保有中に信託財産から引かれるコスト。
年率で換算されたコストが毎日差し引かれる
信託財産留保額信託報酬を換金する際に支払う費用。
販売会社や運営会社に支払うのではなく、信託財産に留保されることになる。

このうち、必ず支払いが発生するのは「信託報酬」です。購入時手数料を支払わなくてもいい商品(ノーロード)のほか、信託財産留保額を求められない商品も探せば見つかります。

参考:SBI証券|SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

信託報酬だけはどの投資信託でも必要ですから、できるだけ安い商品がおすすめです。

同じベンチマークなら信託報酬が安いほど、リターンから差し引かれるコストが減ることで手元に残るお金が大きくなります。

また、コスト面だけで考えるなら、「インデックスファンド」のほうが「アクティブファンド」より安くて有利です。

よほど運用成績の良いアクティブファンドでない限り、コスト面が安いインデックスファンドのほうがおすすめできます。

世界中の株式や債券に分散投資できるか

投資信託のメリットは、気軽に分散投資ができる点です。個別株式では1株1,000円でも100株(1単元)を購入するのに10万円必要になります。

一方の投資信託は分散投資が簡単に実現します。たとえばインデックスファンドに投資すればベンチマークにしている指数に含まれる商品に実質的に投資することが可能です。

東証株価指数(TOPIX)に連動する投資信託なら約2,000銘柄に投資できます。

しかも、投資信託なら(証券会社によって異なりますが)、100円から投資することも可能です。

ただ、投資信託によって投資する対象が異なります。リスクを小さくする意味でも、できるだけ幅広く分散できる商品がおすすめです。

以下のようなポイントに注意しながら投資信託を探してみましょう。

・国の分散:どれだけ多くの国・地域に投資できるか
・資産の分散:株式だけでなく、債券や金、不動産等にも投資できるか
・時間分散:投資する時間は可能な限り分散したい

今後の成長が見込める地域に投資しているか

投資信託に限った話しではありませんが、投資先が「成長できる環境にあるか」というのは非常に重要です。

前項で「幅広い国や地域に投資しよう」と紹介しましたが、世界中に幅広く投資できる商品でも、国ごとの投資比率は若干異なります。

自分のなかで「成長性の高い国の比率が高くて安心だ」と納得できる商品を選びましょう。

たとえば日本は少子高齢化が深刻で将来的には労働人口の減少が予想されています。

世界中に投資したくても日本の成長性に期待できないなら、日本を除いて投資する商品を選ぶといいでしょう。

たとえば投資信託の「eMAXIS Slim」の全世界株式には日本を含んで世界中に投資するタイプと、日本を除いた世界中の国に投資する商品があります。

参考:三菱UFJ国際投信|ファンド情報

純資産総額は大きいか

投資信託を選ぶ際、できるだけ「純資産総額」が大きい商品を選ぶことも重要です。

【純資産総額とは】
「投資信託が投資家から預かっている資金の総額のこと」

純資産総額が大きいということは、それだけ多くの投資家から資金を預かることができている=支持されているということです。

信頼性の高い商品ということはもちろん、大きな資金を動かせることでファンドを効率よく運用できるようにもなります。

純資産総額があまりに少ないと、運用を継続できずに投資信託が償還される可能性もあるので注意が必要です。

同じベンチマークでリターンもコストにも差がないなら、純資産総額が大きな商品を選びましょう。

アクティブファンドは運用成績の良し悪しを徹底チェックする

初心者の方は指数に連動した値動きを目指すインデックスファンドがおすすめですが、アクティブファンドという選択肢もあります。

インデックスファンドベンチマークに連動する値動きを目指す
アクティブファンドベンチマークを超える値動きを目指す

インデックスファンドは指数であるベンチマークに連動した値動きを目指すものです。

ベンチマークが同じであればA社の投資信託でもB社の投資信託でも、リターンはほぼ変わりません。

一方、アクティブファンドはファンドマネージャーが運用商品を厳選しています。

投資信託ごとにリターンやコストが異なるため、「どの商品が長期的にベンチマークを超えた運用をできそうか」といったように銘柄の見極めが必要になります。

投資信託を購入する証券会社を選ぶポイント

投資信託を購入する証券会社を選ぶポイント

投資信託は、ゆうちょ銀行やメガバンクなどの銀行、野村證券や大和証券などの店舗型の証券会社、SBI証券や楽天証券などのネット証券で購入することができます。

銀行や店舗型証券会社は、対面で相談できるメリットがあります。しかし、取扱本数や手数料ではネット証券がだんぜん有利になっています。

手続きや売買もネット証券が便利ですので、スタートはネット証券を選びましょう

ネット証券を選ぶための重要ポイントは下記の5つになります。

・投資信託の取扱本数と種類
・取引手数料
・最低投資金額
・自動引き落とし・資金移動が可能か
・ポイントサービス

1.投資信託の取扱本数と種類

証券会社によって、取り扱っている投資信託の種類や数が大きく違います。

ノーロードという購入時の手数料がかからない投資信託が増えており、その取扱本数も目安の一つとなります。

2.取引手数料

投資信託は、同じ銘柄でも購入する金融機関によって購入手数料が変わります。

積み立ては毎月購入するものなので、100円の違いでも10年間では12,000円以上の差になります。

手数料は無駄なコストなので、手数料の安いネット証券を選ぶのが基本です。

3.最低投資金額

店舗型の証券証券では、積み立ての最低金額が1,000円という設定が多いですが、ネット証券では最低100円から積立投資信託が可能です。

また、楽天証券のように、貯めたポイントを投資できるサービスもあります。投資初心者は、まずは少額からお試しでスタートしてみるとよいでしょう。

4.自動引き落とし・資金移動が可能か

(参考:SBI証券

毎月積み立て購入するためには、証券口座への入金が必要になります。

給与が振り込まれる自分のメイン口座から自動で引き落としが出来ると、資金を移動する手数料や手間をはぶくことができます。

証券会社によって、引き落とし対応可能な銀行が違いますので、チェックしておきましょう。

証券会社積立購入
手数料
最低積立金額自動引落
対応銀行
SBI証券実質0円100円
楽天証券全額ポイントバック100円
マネックス証券実質0円1,000円
auカブコム証券0~3.78%500円
SMBC日興証券0~1.08%1,000円
松井証券0~1.0%100円
岡三オンライン証券実質0円100円
GMOクリック証券0円100円
※実質0円=買付手数料が全額キャッシュバック

5.ポイントサービス

積立投資のお得な点の一つにポイントサービスがあり、月間平均保有額に応じて数%がポイントとして貯まるシステムです。
貯めたポイントは、ショッピングモールで使用したり、投資に利用したりすることが可能です。

また、SBI証券では交換レートが低くなりますが、現金との交換もできます。

証券会社ポイント年率ポイント使用現金交換レート
SBI証券
投信マイレージサービス
0~0.25%1pt 1円相当・住信SBIネット銀行
1ポイント0.85円

・他金融機関
1ポイント0.8円
楽天証券
ハッピープログラム
0.048%1pt 1円相当
マネックス証券
マネックスポイント
0~0.08%1pt 1円相当
auカブコム証券
毎月ポイント
0~0.24%1pt:1円相当

投資信託を購入するなら|おすすめ証券会社ランキング

1.楽天証券

おすすめのポイント
  • 楽天ポイント投資ができる
  • 短期トレード向けのツールも充実
  • 総合口座開設700万を突破!
  • 人気の手数料無料(ノーロード)の銘柄が充実
  • ファンドレポートなど専門家からの情報提供が充実
  • 楽天ポイントが貯まってお得
購入手数料全額ポイントバック
投資信託本数2655本
ノーロード 投資信託本数1246
積立用本数2522本
最低投資金額100円
自動引き落とし
ポイントサービス楽天スーパーポイント

口座開設数が右肩上がりで、2022年1月に700万口座を突破したのが、この楽天証券です。

楽天証券の投信積立のおすすめポイントは充実したポイントサービスです。投資信託の保有残高に応じて、毎月ポイント獲得のチャンスがあります。
通常の投資信託だけでなく、つみたてNISA口座でも楽天ポイントが付与され、付与されたポイントは買付にも利用できます。

手数料が無料のノーロード投資信託も多く扱っていて、購入時に余計な手数料を払わずに投資信託を保有できます

楽天銀行とマネーブリッジで連携させることで普通預金の金利が0.1%にアップする特典も魅力的です。

楽天証券 公式サイトへ

2.SBI証券

おすすめのポイント
  • 100円からの少額投資に対応
  • Tポイント・Pontaポイント・dポイントで投資信託を購入できる
  • 投資信託の取扱い本数が業界トップクラス
  • 口座開設数No.1の人気証券会社
  • 購入手数料は実質0円
購入手数料0円
投資信託本数2629本
ノーロード 投資信託本数1246本
積立用本数2479本
最低投資金額100円
自動引き落とし
ポイントサービス投信マイレージサービス

グループ全体で800万口座を超える、ネット証券でも最大手と呼べるのがSBI証券です。

SBI証券のおすすめポイントは何と言っても、最低100円からという少額設定。初めての投資はどうしても不安がありますが、まずは100円からでも投資の経験を積むことができます。

買付手数料無料のノーロードの投信も扱いが多いので、実質は手数料が無料で投信積立が可能です。

さらに、ポイント投資でも一歩抜きん出ているのが凄いところ。「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」の3つのポイント投資に対応しており、実質無料で投資信託を買うことも可能です。

つみたてNISAをクレカ積み立てで始めるとVポイントが付与されるサービスもあり、ポイントサービスに隙がありません。

SBI証券 公式サイトへ

3.マネックス証券

マネックス証券
おすすめのポイント
  • 投資信託の購入時手数料が0円
  • 2021年のIPO銘柄取扱数が66件と多い
  • 米国株の取扱い件数が豊富
  • マネックス証券の投信つみたては実質ノーロード
  • 最先端AI技術を活用したファンドが登場
購入手数料実質0円
投資信託本数1239本
ノーロード 投資信託本数692本
積立用本数1188本
最低投資金額100円
自動引き落とし
ポイントサービスマネックスポイント

米国株と中国株に強みがあるマネックス証券ですが、投資信託でも負けていません。

1,200本以上の銘柄から選択できるため、自身に合った1本を見つけることも容易でしょう。ほとんどの投資信託が100円から購入できるため、投資資金が少ない初心者の方にも向いています。

マネックス証券のおすすめポイントは、投信積立が実質ノーロードの「ゼロ投信つみたて」。積立で購入した投資信託の申込手数料を全額キャッシュバックするプログラムです。

一度申し込めば毎月自動で買付が行われるので、面倒な手間が不要です。

マネックス証券 公式サイトへ

4.auカブコム証券

おすすめのポイント
  • 高機能なトレードツール「kabuステーション」の存在
  • auPAYカードで投資積立を行うと5%Pontaポイントを還元(2022/3/28~)
  • FXのお役立ちツールも充実
  • 全ファンドの約半分が厳選のノーロードファンド
  • プレミアム積立が人気
購入手数料0円
投資信託本数1525本
ノーロード 投資信託本数577本
積立用本数949本
最低投資金額100円
自動引き落とし
ポイントサービス毎月ポイント

三菱UFJとKDDIがタッグを組んでいるauカブコム証券では、発注機能や取引ツールが充実した「kabuステーション」など、専業投資家にも選ばれるツールが充実しています。

auカブコム証券のプレミアム積立は、毎月500円以上1円単位の少額から投資信託を積み立て可能です。

さらにauPAYカードによる投資信託積み立てサービスがあり条件次第で最大5%のPontaポイントがゲットできるため、ローソンなどPontaポイントが使える店に頻繁に訪れる人は必見です。

気になるファンドの価格がいくら以下になったらなどを知らせる「自動通知サービス」も便利な機能です。

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5.SMBC日興証券

SMBC日興証券
SMBC日興証券
おすすめのポイント
  • 投資信託の積み立てでdポイントプレゼント
  • 毎月1,000円からの買い付けが可能
  • コンサルに相談できる「総合コース」とネットで取引できる「ダイレクトコース」から選択できる
購入手数料0~1.1%
投資信託本数1080本
ノーロード 投資信託本数463本
積立用本数818本
最低投資金額1,000円
自動引き落とし
ポイントサービスなし

SMBC日興証券は日本三大証券とも呼ばれていて、店舗取引以外にオンラインでの取引が可能です。投資信託の数は1,000本以上とSBIなどの大手にも引けを取りません。

投信つみたてプランを取引すると、初回引落特典としてdポイントが500pt、プラスして引落特典として3ptがプレゼント。

積立金額次第でdポイントがどんどん貯まるため、ポイ活をdポイントで進めている人はぜひ登録を検討してみて下さい。

2回め以降も、引き落とし毎に引落特典でdポイント3ptがもらうことが出来ます。

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6.松井証券

松井証券
おすすめのポイント
  • 短期トレード向けのツールが充実
  • 25歳以下なら現物取引手数料が無料
  • 問い合わせ窓口の対応が高評価
  • ロボアドバイザーが投資信託の組み合わせを提案
  • 最小100円からの積立投資ができる
購入手数料0円
投資信託本数1590本
ノーロード 投資信託本数1590本
積立用本数383本
最低投資金額100円
自動引き落とし
ポイントサービスなし

松井証券では、ロボアドバイザーによる投資のアドバイスを受けることができる「投信工房」が利用可能。

投信工房」は、簡単な8個の質問に答えるだけで、ロボアドバイザーが一人ひとりに最適なポートフォリオ(投資信託の組み合わせ)を提案してくれるサービスです。ロボアドバイザーのおすすめ証券会社の一つでもあります。

世界中のプロの投資家に利用されている理論を元に作られた、国内外の様々な資産に分散投資するためのポートフォリオです。

さらに、特定の投資信託を保有していると、松井証券ポイントまたは現金を受け取れるのも特徴。

貯まったポイントは投信積立に利用できるほか、dポイントやAmazonギフト券と交換ができます。

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7.岡三オンライン証券

岡三オンライン証券
おすすめのポイント
  • 事前入金なしでIPOへの申込が可能
  • 定額プランは1日最大100万円まで手数料が無料
  • 投資信託の購入手数料のキャッシュバックあり
  • 毎月100円から1円単位で積み立て
  • 毎月、毎週、毎日と選んで分散投資が可能
購入手数料実質0円
投資信託本数549本
ノーロード 投資信託本数211本
積立用本数331本
最低投資金額100円
自動引き落とし
ポイントサービスなし

岡三オンライン証券では「ZEROファンドプログラム」を実施しています。

購入時に手数料がかかる投信に対して、購入時手数料相当額を証券総合取引口座にキャッシュバックすることで、購入時に手数料のかからない投信のノーロードファンドと同じように、購入時手数料が実質0円となるサービスです。

他社で購入時に手数料が1.0%かかってしまう投資信託を岡三オンラインで購入した場合、1.0%の購入時手数料の相当額が後日キャッシュバックされるので、購入時にかかる手数料は実質0%(無料)になります。

公式サイトでは投信ロボによるファンド診断を受けることも可能です。自分に合った投資信託が分からない人は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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8.GMOクリック証券

おすすめのポイント
  • 厳選されたファンドはすべてノーロード
  • 株式取引が1日最大300万円まで無料
  • 充実の取引ツールが完全無料で使える
  • 高機能FXアプリが使える
購入手数料0円
投資信託本数115本
ノーロード 投資信託本数90本
積立用本数115本
最低投資金額100円
自動引き落とし
ポイントサービスなし

GMOクリック証券の投信積立は、すべての投資信託商品で積立がOK。

銀行からの自動引落が可能なので、資金を移動する面倒がありません。毎月決まった金額で自動引落を行って、投資信託を買い付けしてくれます。

投資信託は100本超と大手に比べると少ないのですが、その分厳選されているため、自分で絞り込む手間が必要ありません

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9.LINE証券

LINE証券
LINE証券
おすすめのポイント
  • 全ての投資信託の購入時手数料が無料
  • LINEアプリで気軽に投資が可能
  • 最低1,000円からの積立投資にも対応
購入手数料0円
投資信託本数33本
ノーロード 投資信託本数33本
積立用本数33本
最低投資金額100円
自動引き落とし 可能銀行数-行
ポイントサービスLINEポイント

LINE証券の大きな特徴は「手数料の安さ」。取り扱っている全ての投資信託について、購入時手数料が無料です。

最低1,000円からの積立投資にも対応しているので、初心者でもスマホ1つで気軽に投資が始められます。iDeCoも利用可能なので、老後の資産形成にも活用できます。

投資信託の本数がまだまだ少ないのですが、今後の伸びしろに期待しましょう。

投資信託を始める前に知っておきたい「利回り」

利回り

せっかく投資信託で資産運用するのですから、少しでもお金を増やしたいですよね。そこで知っておきたいのが、「利回り」の計算。

利回りは「投資信託に投資した金額に対する収益の割合」です。

投資信託を売却した場合の売却益だけでなく、それまでに受け取った分配金や取引コストも踏まえて利回りを判断します。
投資信託では「トータルリターン」とも呼ばれています。

利回りと騰落率の違い

利回りと勘違いされやすい単語に「騰落率」がありますが、両者は全く異なる単語です。

・騰落率:基準価額が一定期間内でどれだけ上がったか・下がったかを表す
・利回り:売却益や分配金を加味した、投資した金額に対する利益の割合

騰落率はあくまで基準価額の上下を表す数値です。投資信託の良し悪しは、利回りなど他の指標も参考にする必要があります。

利回りと利率の違い

利回りと似た単語に「利率」がありますが、意味合いは全く異なります。それぞれの意味の違いは以下のとおりです。

・利回り:投資によって得られる総合的なリターン
・利率:債券や預金における利息の割合

投資信託を10年保有し続けたときのシミュレーション

どれだけの利回り(トータルリターン)が得られるかは投資信託ごとに異なりますので、ここでは初心者におすすめの投資信託の過去の利回りで計算してみます。

今回は5年以上運用されているインデックスファンドから「たわらノーロード 先進国株式」のトータルリターンで考えてみます。

たわらノーロード先進国株式のトータルリターンは5年平均で年率13.22%(2022年3月10日現在)です。
少し厳しく年率10%と仮定して、10年後にどれだけリターンが得られるかを計算すると以下のようになりました。

毎月の投資金額3万円
期待リターン10%
投資期間10年
投資元本360万円
計算結果604.37万円
出典:ファンドの海

過去5年の長期での年率リターンを参考にしましたが、今後も全く同じ利回りを得られるかは分かりません。ただ、コロナショックを経てのリターンでもあります。

投資したい投資信託を決める際は、トータルリターンから将来どれだけの金額を得られるかイメージしてみましょう。

投資信託を始める前に知っておきたい「つみたてNISA」

通常、投資信託で得た利益には20.315%の税金が課されます。1万円の利益が出た状態で売却しても、手元に入るのは約8,000円ということですね。

そこで利用したいのが「つみたてNISA」です。つみたてNISAでは最長20年にわたって利益が非課税になり、10万円などの利益を得ても課税されないため、効率的な資産形成が可能です。

投資できるのは「金融庁の条件を満たした投資信託・ETF(上場投資信託)」に限定されていて、初心者でも銘柄選定が簡単というメリットもあります。

つみたてNISAについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
関連リンク:つみたてNISA(ニーサ)の基礎知識|非課税など3つのメリットやNISAとの違い

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つみたてNISA(ニーサ)の始め方 2018年1月から少額投資非課税制度「つみたてNISA」がスタートしました。 つみたてNISAは、若年層の安定した資産形成を支援することを目的とした税金優遇制度です。 投資...

まとめ

今回おすすめしたネット証券では、最低100円から投資信託を購入できます。投資初心者の方でも取り組みやすい金額設定が魅力です。
 
どうしてもネット証券が決まらない場合は、ネット証券の中でも購入手数料が無料の投資信託が1,200本以上という、好条件な「SBI証券」か「楽天証券」の2択がおすすめです。

どちらも「投信マイレージ」「楽天スーパーポイント」が貯まるお得なサービスを行っているので、利用しやすいというメリットで選ぶのも良いのではないでしょうか。

ネット証券おすすめランキング[2023年]では、総合的にオススメなネット証券をランキング形式で紹介しています。

FP監修者

慶應義塾大学を卒業後、みずほ銀行(旧富士銀行)に入行。10年以上融資業務に携わリ、大企業向けファイナンスから不良債権処理まで幅広く経験。その後、ファイナンシャルプランナーの道を志し、外資系生保のコンサルティング、金融系ベンチャー企業の創業に参画。2009年に独立系のFP事務所FPバンクを設立し、現在に至る。

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