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2019.12.13
資産運用相談

株式投資のはじめの一歩。株のシミュレーション売買をやってみよう。

新しい事を始めるに時には事前に知識や情報を収集することはとても大事ですが、経験してから得られるものも同じくらい大切だと思います。株式投資を始める場合も、自動車の運転やゴルフのように、シミュレーションから始めてみるのはいかがでしょう。

1.株のシミュレーション売買とは

実際に自己資金を使って株を売買するのではなく、バーチャルで株を売買することを言います。お金を使って売買するわけではなく、あくまでシミュレーションです。
株は価格の動きが激しい銘柄もあるため、なかなか初心者は手を出しづらいですが、シミュレーション売買であれば、実際のお金が動いていないので安心して、売買をすることができます。インターネット上で、株をどの価格で購入出来て、今どのくらいプラスマイナスがでているかもわかるので、値動きを追いかけているだけでも、楽しいと思います。

2.最近では…

以前は、インターネット上のサイトで、パソコンから行うことが多かったですが、最近ではスマホ対応のサイトも増えてきており、よりシミュレーション売買が身近になっています。
個人でシミュレーション売買をしているとあまり張り合いはないですが、売買のスタート時点、運用期間、元手になる金額を統一してシミュレーション売買の順位を競うコンテストも色々なサイトで実施していますので活用されてみてはいかがでしょうか。
賞品がでるコンテストもあります。

3.注意点

株のシミュレーション売買のよいところは、自己資金がなくても気軽に株の売買を体験出来るところにあります。
ただし、自己資金を使って売買をするのとしないのとでは、相場が変化している時の緊張感、プレッシャーが全然違います。シミュレーション売買では正常な株取引の判断が出来ていた場合でも、実際の株取引ではあわててしまって売り急いでしまう、買い急いでしまうことは往々にしてあります。シミュレーション売買を通じて、相場感を養うと同時に、株投資の基本もあわせて学んでいくことをお勧めします。

4.株投資の基本「株価は何で決まる?」

では、実際に株投資の基本として、「株価は何で決まるのか」について、ここでは少しだけ学んでみましょう。
基本的に、株価は「会社の業績」に影響を受けると言われますが、それ以外にも政治や海外の景気、為替など様々なものの影響を受けます。その周辺情報を手に入れるために、株式投資で成果を出すことを仕事にするプロは、調査分析するのに多大な労力と時間を掛け、その投資が正しい判断であったのかという検証を続けます。
私たちがそこまでやる事は現実的に不可能だと思うので、日頃から新聞やニュース等で最新の経済情報等をチェックすることから始めてみてはいかがでしょうで。

5.実践へのステップアップ

ここでは、いよいよ実際に株へお金を投じる時の注意点をお伝えします。株を購入する単位を単元と言いますが、1単元で数百万円の株式も多くあります。
ただ、ご安心下さい。まずはミニ株*や累投*と言われる比較的小さな金額から始められる株投資もあります。初めての株投資ではいきなり大きな金額でスタートするのではなく、まずは小さな金額で無理なくスタートすることをお薦めします。
また、勤務先に従業員持ち株制度があれば、自分の勤務先の株式を買うことから始めることもできます。
ここで大事な事は、株へ投資をしたことで生活資金等に支障が出たり、株価が気になって仕事や家庭がままならない事がないように、投資は自分のペースで無理のなく長く続けることだと思います。

*「ミニ株」とは…
通常の株式投資の10分の1の株数で投資ができる取引方法。例えば、100株単位で買う必要のある株式の株価が1,000円だった場合、最低でも10万円が必要ですが、「株式ミニ投資」では10分の1の10株単位で買うことができるため、1万円から購入できます。
「株式ミニ投資」は、少額で投資ができるため、複数銘柄を組み合わせた銘柄分散や、何回かに分けて買い付ける時間分散など、リスクを低減させたいときに便利です。議決権・株主優待はありません。

*「累投」とは…
1回の払込金額が「1万円から」などの少額で、毎月一定金額ずつ同じ銘柄を購入する取引方法。
株主は議決権を行使することはできませんが、配当金は持分株数に応じて分配されます。

6.まとめ

ここまで、株投資の基本的なお話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
株への投資目的には、主に株価の値上がりや配当がありますが、一部の企業からは株主優待券等のお得なサービス券をもらえる特典もあります。
ご自身に合った投資スタイルを時間をかけて少しずつ確立することで、将来の資産形成の一助になればと思います。

〈出典〉1)日本証券業協会 
(http://www.jsda.or.jp/gakusyu/edu/curriculum/1902_kabushiki.pdf 閲覧2019.10.10)

2019年12月13日
text by 久保田 正広
FPバンク

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