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IPOおすすめ証券会社ランキング[2022年]当選ルールや主幹事数を比較

IPO(新規公開株)の最大のメリットは、成長性が期待できる企業の株式を上場する段階で購入できるので、将来的な値上がり益を期待できるということです。

また、上場する企業によっては、上場日に大きな値上がりすることも多く、公開時の初値で売るだけでも大きな利益になるケースがあります。

儲かる確率が高いこともあり、IPO銘柄は非常に人気が高いので、店舗型の証券会社では大口の優良顧客へ配分されることが多くなっています。

一方、ネット証券では完全抽選によって配分を行っている会社もあるので、可能な限り多くのネット証券で申込みするのが、IPO当選の基本的な戦略です。

ですので、できる限り複数の証券会社に口座開設をして抽選に申し込んでおいて、当たる確率を上げることがIPOに当選するコツになります。

目次

そもそも「IPO」とは

IPOは「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略称で、日本語では「新規公開株」と表現されます。

株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引が行えるようにすることです。

IPO株投資は新規上場する際に投資家に配られる「株を購入する権利」を抽選で手に入れて、上場初日につく「初値」で株を売って差額の利益を得ることです。

たいていの場合は公募価格よりも初値のほうが高くなるため、上場直後に売ることで比較的簡単に利益を得られます。

IPO株を購入するための手続・流れ

IPO株を始めるには、まず、「IPOのスケジュール」を頭に入れておく必要があります。
新規に上場しようとする株式は、以下の手順で手続きが進められます。

  • 上場承認
  • 仮条件決定
  • 公開価格決定
  • 上場

投資家がIPO投資を行う場合、重要になるのが以下の2つの作業です。

  1. 仮条件の決定後にブックビルディングの申請を行う
  2. 公開価格決定後に抽選が行われ、当選したら購入意思表示と代金の払込を行う

上場が決まると、主幹事証券会社が会社の財務や業績をもとに参考になる価格「仮条件」を決定しますが、きっちり決まるわけではなく、「1,000円~1,500円」と一定の幅があります。

仮条件が出たら、投資家は証券会社を通じてブックビルディングを行い、「この株を1株●円で、●株購入したい」と申告します。

投資家のなかでもっとも申告が多い価格が公募価格として決定するのが一般的です、

IPO投資のメリット

個人投資家がIPO銘柄に投資するメリットとして、考えられるのは以下の3つです。

  • 大きく値上がりする可能性がある
  • 短期間で結果がわかる
  • 公募価格での購入なら手数料が必要ない

大きく値上がりする可能性がある

IPO銘柄が上場した直後の初値は公募価格を上回ることが多く、一般的な株式に比べると利益を出しやすいメリットがあります。

IPOでは募集や売り出しをスムーズに行う必要があるため、比較的安い価格で売りに出されるためです。

また、銘柄によって初値と公募価格の違いは異なりますが、なかには大きく利益を出せる銘柄も存在します。

たとえば2021年2月に新規上場した「株式会社WACUL」は公募価格が1050円だったのですが、初値が4645円を付け、4倍強の結果になりました。

参考:auカブコム証券|新規公開株(IPO)/公募・売出(PO) 過去のIPO銘柄一覧

これだけのお宝銘柄が手に入る可能性があるのが、IPO投資の大きなメリットといえるでしょう。

短期間で結果がわかる

IPO投資ではブックビルディングが始まって上場するまでに、2~3週間程度で決着がつきます。

これだけの短期間で価値が2~3倍、それ以上にもなる可能性がある投資は他にないといっても過言ではありません。

通常の投資の場合は購入から2~3週間で上がることもありますが、大きく値を下げることもあります。

成長性が高いグロース株だとしても、株価が2倍~3倍になるまでには年単位の長期間にわたる保有が不可欠です。

IPOであれば上場した瞬間に利益(または損失)が確定するので、すぐに結果を出したい投資家にも向いています。

公募価格での購入なら手数料が必要ない

IPO投資は、取引手数料がかからないのもメリットです。
ブックビルディングに申込するにあたり、参加手数料や購入時手数料は必要ありません。

証券会社によっては「抽選だけなら資金拘束は不要」という場合もあり、気軽に抽選に参加できます。

余分な手数料がかからずに当選できれば大きな利益を得られる可能性があるのですから、IPOの情報には常に目を光らせておきたいものですね。

●資金が拘束されない証券会社

  • 野村証券
  • DMM.com証券

IPO投資のデメリット

気軽に参加できて大きな利益を得られる可能性があるIPO投資ですが、以下のようなデメリットもあります。

公募価格を初値が下回ることもある

IPO投資は多くの場合で初値が公募価格を上回りますが、かといって「絶対に儲かる」というわけではありません。

中には公募価格より低い初値がつく場合もあります。

たとえば2021年12月に上場した「株式会社Finatextホールディングス」は公募価格1220円に対して初値が990円とマイナス23%を記録してしまいました。

参考:auカブコム証券|新規公開株(IPO)/公募・売出(PO) 過去のIPO銘柄一覧

新型コロナウイルスの蔓延で始まった「コロナショック」などが良い例ですが、市場全体が冷え込んでいる場合には特に注意が必要です。

そもそも抽選に外れると購入できない

IPOは高確率で大きな利益を得られる魅力的な投資方法なので、その分、たくさんの投資家が狙っています。
競争倍率が非常に高く、めったに当選できないのがデメリットです。

当選する確率は公表されておらず、銘柄によっても異なります。
ただ、一般的には1~2%の間と言われています。

100人のうち、当選できるのは1~2人ということですね。
何十銘柄も申込したとしても、まったく当選できない人も少なくありません。

資金が拘束される

IPO投資では事前に投資資金が必要です。

抽選申込後から一定期間は資金を動かせなくなるので注意が必要になります。

証券会社によっては抽選の申込時点で購入価格以上の資金が口座にあることが条件の場合もあります。

抽選の結果が出るまで資金が動かせないため、「絶好の買いポイントの銘柄を見つけたのに、IPOで資金拘束されていて買えなかった……」となってしまうことがあるかもしれません。

当選するか分からないですから、あくまで投資資金の一部のみ使ってチャレンジするようにしましょう。

IPOを当てる証券会社を選ぶポイント

IPOを効率よく当てるための証券会社を選ぶための重要ポイントは、「IPOの取り扱い数」「抽選方法」「前受金(必要資金)の有無」です。

1.IPOの取り扱い実績数

証券会社が、年間で何件のIPOを取り扱っているかの実績が最も重要です。
IPOの取扱数が多いほど、申し込める回数が増えますので、当選するチャンスも増えることになります。

なかでも、主幹事数幹事数をチェックしましょう。

IPO銘柄は主幹事、幹事になっている証券会社へIPOの配分数が多くなります。
当然、配分される数が多いほうが当選するチャンスが増えます。

証券会社2021年2020年
幹事主幹事合計幹事主幹事合計
SBI証券10121122701585
SMBC日興証券542680361652
マネックス証券6416550050
岡三オンライン証券4704739039
野村証券362864221941
auカブコム証券4204219019
DMM株505505
CONNECT4904910010

2.IPOの抽選方法

IPOは人気が高いので、多くの場合が抽選で配分されます。

「完全抽選」は機械によって抽選する方式ですが、当選確率は資金力に左右されます。

「平等抽選」であれば平等な抽選方法で当選者が決まりIPOが配分されます。

証券会社抽選方法抽選方式

SBI証券

平等抽選 70%

ポイント抽選 30%

1単元1票

DMM.com証券

平等抽選 100%

1人1票

SMBC日興証券

平等抽選 10%

店頭配分 90% 

1人1票

マネックス証券

平等抽選 100% 

1人1票

岡三オンライン証券

ステージ制

1人1票

野村証券

平等抽選 100%

※オンライン抽選の場合

1人1票

auカブコム証券

システムでの平等抽選 100%

(例外の場合あり)

1人1票

CONNECT

70%の平等抽選

販売数量の30%分を以下の5つの優遇条件で再抽選

1人1票

3.必要資金の有無

新規公開株(IPO)は証券会社によって、必要資金を入金するタイミングが異なります。

抽選申込時に前受金(抽選資金)が必要のない会社であれば、資金がなくてもIPOの抽選に参加できます。
当選してから入金を行えばいいので、効率よく資産を活用することができます。

「ブックビルディング」とはIPOの需要を見ながら公募価格を決める方法です。
IPOの抽選申込みを行う段階で資金が必要です。

「抽選日」に入金が必要な証券会社は、申し込んだ後、抽選日までに入金する必要があります。

その他、IPOの抽選に当選した後、「購入申込み」の段階で資金が必要なケースもあります。

証券会社前受金入金のタイミング
SMBC日興証券必要BB(ブックビルディング)参加時
マネックス証券必要BB(ブックビルディング)参加時
auカブコム証券必要BB(ブックビルディング)参加時
SBI証券必要抽選日
CONNECT必要抽選時
DMM.com証券不要購入申込時
岡三オンライン証券不要購入期間前
野村證券不要購入申込手続き完了直後

IPO おすすめ証券会社ランキング

1.SBI証券

SBI証券[旧イー・トレード証券]

2021年 取扱数

122

2021年 主幹事数

21

抽選方法

平等抽選 70%

ポイント抽選 30%

抽選資金

必要

SBI証券 おすすめポイント

  • 2021年のIPO取扱数「122社」
  • 2021年 最多のIPO取り扱い実績数
  • IPOチャレンジポイントで当選確率アップ
  • 取引手数料も割安な設定

SBI証券のIPO抽選の特徴の一つが「IPOチャレンジポイント」
IPOの申込時にポイントを使うと、当選する確率が上がる有利なサービスです。

IPOの抽選に落選するとポイントを1ptもらえて、抽選に外れる度にポイントが貯まるので、外れる度に当選に一歩近づいているといえます。

ポイントはコツコツ貯めておいて、このIPOを当てたいという場合に使うのとよいでしょう。

SBI証券の抽選方式は、1単元1票なので、多くの単元を申し込むほど当選確率がアップします。
つまり、運用資金が多ければ多いほど、IPOに当選する確率があがるのです。

SBI証券 公式サイトへ

2.SMBC日興証券

SMBC日興証券

2021年 取扱数

80

2021年 主幹事数

26

抽選方法

平等抽選 10%

店頭配分 90%

抽選資金

必要

SMBC日興証券 おすすめポイント

  • 2021年のIPO取扱数「80社」
  • IPO主幹事の割合が多い
  • ネットなら完全抽選なので平等にチャンス
  • IPOをやるなら必須の証券会

主幹事を請け負うことが多く、IPO株の割当数が多いのがSMBC日興証券です。

2021年には全125社中で80社のIPO株を取り扱っています。

店頭とネットでの配分が異なりますが、ネットでは100%が完全抽選なので、資金量などに関係なく平等にチャンスがあります。

SMBC日興証券 公式サイトへ

3.マネックス証券

マネックス証券

2021年 取扱数

65

2020年 主幹事数

1

抽選方法

完全抽選

抽選資金

必要

マネックス証券 おすすめポイント

  • 2021年のIPO取扱数「65社」
  • IPO株はすべて完全平等抽選
  • 資金量に関係なく平等な取扱い
  • NISA口座にも対応

主幹事数はないものの、IPOの取扱数が多いのがマネックス証券です。

割り当てられたIPO株は、すべて完全抽選で平等にチャンスがあります。資金が少ない方でも不利になることはありません。

マネックス証券 公式サイトへ

4.岡三オンライン証券

岡三オンライン証券

2021年 取扱数

47

2021年 主幹事数

0

抽選方法

ステージ制

抽選資金

不要

岡三オンライン証券 おすすめポイント

  • 前受金が不要でIPOに申し込める
  • 口座開設数が少なめなので、ライバルが少ない
  • 申込、購入手数料が0円

岡三オンライン証券の最大の特徴は、IPO抽選申込時の事前入金が不要なところです。

買付資金はIPOが当選した後に入金すればOKなので、資金がなくても抽選に申し込みができます。

2017年から国内のIPO市場を拡大しており、今後に期待ができる注目の証券会社です。

岡三オンライン証券 公式サイトへ

5.野村証券

野村証券バナー

2021年 取扱数

64

2021年 主幹事数

28

抽選方法

平等抽選 100%

※オンライン抽選の場合

抽選資金

不要

野村証券 おすすめポイント

  • 2021年のIPO取扱数「64社」
  • 主幹事を受け持つことが多い
  • オンラインなら平等抽選

野村証券では2021年に64件のIPO銘柄を取り扱いました。総件数こそ平凡ですが、「主幹事」になるパターンが多いのが特徴です。

64社中28社が主幹事であり。3分の1以上で主幹事を務めていることになります。

主幹事は机上が新規上場するにあたってさまざまなサポートを行うため、IPO株の割り当て数も主幹事証券が圧倒的に多いのが通常です。

IPO株の割り当てが多いほど当選して購入できる人が増えるため、一般の幹事よりも当選確率が高くなります。

野村証券 公式サイトへ

6.auカブコム証券

auカブコム証券バナー

2021年 取扱数

42

2020年 主幹事数

0

抽選方法

システムでの平等抽選

抽選資金

必要

auカブコム証券 おすすめポイント

  • 2021年のIPO取扱数「42社」
  • システムでの平等抽選制を採用
  • 現物株式手数料は55円(税込)から

auカブコム証券の2021年のIPO取扱い件数は47件と平凡ですが、毎年少しずつ取扱件数が右肩上がりで増えているのが特徴です。

今後もIPO銘柄の扱いが増えていけば、穴場の証券会社として利用できるでしょう。

システムによる平等抽選制が採用されているため、誰でも当選箪笥があるのも嬉しいポイントです。

auカブコム証券 公式サイトへ

7.DMM.com証券

DMM株 公式サイトへ

2021年 取扱数

5

2020年 主幹事数

0

抽選方法

完全抽選

抽選資金

不要

DMM.com証券 おすすめポイント

  • 2021年のIPO取扱件数は「5件」
  • 前受金不要で抽選に参加可能
  • すべての人が平等に抽選

2019年からIPOの取扱を開始したDMM.com証券。完全抽選で当選者が選ばれるので、まだまだ口座開設数の少なく、当選の確率が高いことが想定されます。

資金が不要で抽選に参加できるので、大きなメリットです。

DMM株 公式サイトへ

8.CONNECT(大和証券グループ)

CONNECTバナー

2021年 取扱数

49

2020年 主幹事数

0

抽選方法

70%の平等抽選

販売数量の30%分を以下の5つの優遇条件で再抽選

抽選資金

不要

CONNECT おすすめポイント

  • 2021年のIPO取扱件数は「49件」
  • 70%の平等抽選+販売数量の30%分を5つの優遇条件で再抽選

大和証券グループの「CONNECT」では70%の平等抽選のあと、残り30%は以下の5つの優遇条件によって再抽選が行われます。


【優遇条件】

  1. 年齢が39歳以下
  2. NISA口座またはつみたてNISA口座を開設している
  3. 信用取引口座を開設している
  4. 信用取引の建玉を保有している
  5. 投資信託(ETF、REITを除く)の残高を保有している

CONNECTを利用するほど当選確率が上がるのが特徴です。

おすすめNo.1はSBI証券|チャレンジポイント制度がすごい

ここまで、IPO投資でおすすめの証券会社を紹介してきました。

それぞれにメリットがあるのですが、なかでもSBI証券はおすすめです。

ほかの証券会社と違い「SBIチャレンジポイント」という特徴的な制度があります。

  • IPOに申し込んで外れた場合に1ポイントのチャレンジポイントを獲得する
  • 通常の当選枠と別に「IPOチャレンジポイント用の当選枠」がある
  • ポイントを使って申し込むと当選確率が上がる
  • ポイントを使って外れても、使ったポイントは失われない

外れれば外れるほどポイントがたまり、次回の当選確率が上がるという仕組みです。

完全平等性の場合は何十回申し込んでも当選できないこともありますが、SBI証券の仕組みであれば、ポイントを貯め続けることでどんどん当選確率が高くなるのです。

「どこの証券会社でIPO投資を始めよう……?」と迷っている方は、SBI証券を第一候補にすることをおすすめします。

IPOおすすめ証券会社ランキング まとめ

IPOは上場した当日、「初値(購入価格)」が「公募価格(公開価格)」の数倍になることも珍しくありません。

2018年4月に上場した、人工知能(AI)を活用したサービスの提供を行っている「HEROZ(ヒーローズ)」は、公募価格 4,500円が、初値売りで 4,450,000円 。倍率にして約10.89倍も価格が上昇しました。

運よく当選できた場合、大きな利益になることが見込めるのが最大のメリットです。

人気のある銘柄に当選するのはかなり難しいですが、資金がなくても抽選に参加できるネット証券には必ず申し込み、SBI証券など、ポイントによって当選確率が上がるシステムを利用して、チャンスをつかみましょう。

証券会社2021年取扱数抽選方法抽選方式前受金

SBI証券

122

平等抽選 70%

ポイント抽選 30%

1単元1票

必要

SMBC日興証券

80

平等抽選 10%

店頭配分 90% 

1人1票

必要

マネックス証券

65

平等抽選 100% 

1人1票

必要

岡三オンライン証券

47

平等抽選 10%以上

優待抽選 90%未満

1人1票

必要

野村証券

64

平等抽選 100%

※オンライン抽選の場合

1人1票

不要

auカブコム証券

42

平等抽選 100%

(例外の場合あり)

1人1票

必要

DMM.com証券

5

平等抽選 100%

1人1票

不要

CONNECT

49

70%の平等抽選

販売数量の30%分を以下の5つの優遇条件で再抽選

1人1票

必要

FP監修者

慶應義塾大学を卒業後、みずほ銀行(旧富士銀行)に入行。10年以上融資業務に携わリ、大企業向けファイナンスから不良債権処理まで幅広く経験。その後、ファイナンシャルプランナーの道を志し、外資系生保のコンサルティング、金融系ベンチャー企業の創業に参画。2009年に独立系のFP事務所FPバンクを設立し、現在に至る。

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