「コインチェックを使ってみたいけど、初心者でも安心して使える?」
「実際にコインチェックを使った人の口コミを見たい」
このように感じている方はぜひ、読み進めてみてください。
本記事では仮想通貨取引所「コインチェック(Coincheck)」の特徴やメリット・デメリットと、利用者の評判・口コミを紹介します。
コインチェックは初心者にも人気の取引所
コインチェックは国内の暗号資産取引アプリダウンロード数で1位を獲得した取引所で、初心者の方にも絶大な人気があります。
・取り扱い通貨数が国内最大級
・取引手数料が無料
・ビットコインなら500円から買える
特に取り扱い通貨数については国内トップクラスといって差し支えありません。
他の取引所では10種類前後、多くても15種類くらいですが、コインチェックでは17種類と頭1つ抜けています。
仮想通貨メディア「CoinPartner」が2021年11月に行ったアンケートによれば、コインチェックが「最も愛用している国内仮想通貨取引所」の1位になったこともあります。
会社名 | コインチェック(Coincheck) |
親会社 | マネックスグループ株式会社 |
設立 | 2012年8月 |
取り扱い銘柄数 | 17銘柄(上場廃止が決まったFCTを除く) |
提供サービス | 取引所 販売所 Coincheckつみたて 大口OTC取引 貸仮想通貨 Coincheck NFT(β版) Coincheckでんき Coincheckガス など |
最低取引額(取引所) | (BTC/JPY) : 0.005BTC以上 かつ 500円(相当額)以上から |
最低取引額(販売所) | ビットコインの場合円建てで500円相当額、BTC建てで0.001BTC相当額 |
詳細 | 公式サイト |
コインチェックの入金・出金手続き方法
コインチェックの入金・出金方法をまとめると以下のとおりです。
・銀行振込
・コンビニ入金
・クイック入金
銀行振込は取引画面の「日本円を入金」をタップし、入金方法で「銀行振込」を選択します。
振込先の口座情報が表示されたら、その口座に希望する金額を振込する流れです。
コンビニ入金では「ウォレット」「日本円の入金」「コンビニ入金」の順に選択します。
利用するコンビニを選択して入金額を入力してから「お支払い情報を発行」を押しましょう。
「コンビニエンスストア」「受付番号」「お支払い金額合計」「お支払い期限」が表示されるので、お支払い期限に記載されている時間までに入金を済ませれば完了です。
クイック入金は「ウォレット」「日本円の入金」「クイック入金」の順に選択します。入金額を入力して、「お支払い情報を発行」申請をすると、「お支払い金額合計」「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」「お支払い期限」が表示されます。
お支払い情報に表示される「お支払い期限」の時間までに入金が必要です。(申請から3時間以内)。
ネットバンキング(PC、スマホ)・ATMからお支払いが完了すると、Coincheckアカウントの日本円残高に反映されます。
出金の場合は画面のメニューから「ウォレット」→「日本円の出金」をタップしましょう。
初めて出金する場合は新しい口座に出金したい出金先口座の登録が必要です。画面の案内に従って口座が登録できたら出金に利用する銀行口座を選択し、出金額を入力して「出金申請」を押せば手続きは完了です。
コインチェックで提供されているサービス
コインチェックは日本で利用できる仮想通貨の取引サービスとしては老舗で、取引所以外にも仮想通貨に関するさまざまなサービスを提供しています。
ここではコインチェックで提供されているサービスの概要を紹介します。
取引所・販売所
競合他社と同じく、取引所・販売所の機能を完備しています。
両者の違いは以下のとおりです。
・取引所:ユーザー同士で仮想通貨を取引
・販売所:コインチェックと利用者で仮想通貨を売買
仮想通貨取引所によっては片方の機能しかない場合もありますが、コインチェックでは両方の機能が使えます。
希望に応じてサービスを柔軟に切り替えできるのは優秀です。
コインチェック貸仮想通貨
文字通り、保有するビットコインを貸し出すことができるサービスです。
利用者とコインチェックが消費貸借契約を締結することで仮想通貨を一定期間コインチェックに貸し出し、契約期間満了後に利用料と元本を受け取れるサービスです。
最大年率は5.0%もあり、すべての暗号資産に対応しています。
「ひんぱんに売り買いせず、購入した仮想通貨はずっと持っている予定」ということであれば、ただ保管しておくよりも効率的に貯められるでしょう。
一例として 10BTCを年利 3.0%で90日間貸出した場合
[10BTC] × [3.0%] ÷ 365 × [90日間] = 0.07398 BTCが利用料として支払われます。
どれだけの利息が受け取れるか気になる人には、公式サイトの利用料計算シミュレーターが便利です。
試しに計算してみるとイメージが湧くでしょう。
参考リンク:Coincheck|入れて、ほっとくだけCoincheck貸暗号資産サービス
Coincheckでんき
コインチェックが提供する「Coincheckでんき」は、電気料金の支払いでビットコインがもらえたり使えたりするサービスです。
・ビットコイン付与プラン:電気料金の1~7%がビットコインで貯まる
・ビットコイン決済プラン:既存の電力サービスより1~7%電気料金がお得に
日本全国のエリアが対象であり、国内・海外の電力会社と提携することで確かな電力品質が確保されています。
ビットコイン付与プランで付与される割合は、従量プランやアンペア数によって変わります。
【東京電力・中部電力圏内の例】
従量電灯B | 従量電灯C | |||
30A : 1% | 40A : 4% | 50A : 5% | 60A : 6% | 6% |
Coincheckガス
Coincheckでんきと同様、通常のガス会社から乗り換えることで「ビットコイン付与プラン」「ビットコイン決済プラン」のいずれかから選択してお得にガスを利用できます。
以下のような特徴から、安心して利用できるのがメリットです。
・今までと同じ品質:現在と同じ方法でガス供給するため、品質は従来どおり
・切り替え無料:ガスの切り替え時に切り替え手数料は0円
・工事不要:ガスの切り替え時に工事は一切不要。ガス管も機器もそのままで利用できる
CoinCheckつみたて
Coincheckつみたては、毎月定額でビットコインの積み立てを行えるサービスです。
・毎月1万円から積立できる
・入金から購入まで自動的に行ってくれる
毎月一定のタイミングで一定額を買付することで「ドルコスト平均法」を簡単に実践できるのが強みです。
【ドルコスト平均法とは】
「価格が変動する金融商品について、常に一定の金額を定期的に買い続ける手法」
ビットコイン価格が高いときには少量しか買えないことで高値掴みを防ぎ、安いタイミングでたくさんのビットコインを仕込むことが可能です。
そうすることで平均購入単価を抑え、価格変動リスクが小さい投資ができるようになります。
買付に手間もかからないので、毎月の入金・取引所での取引に面倒さを感じている方でも簡単に積み立てできます。
NFTのマーケットプレイスも提供中
コインチェックでは話題のNFTのマーケットプレイスも用意されています。
【NFTとは】
「ブロックチェーン上の識別子を保有したトークンのこと。デジタルアートやゲームアイテムのNFTはコピーや改ざんがされにくいメリットがある。」
CoincheckNFTではユーザー同士でNFTと仮想通貨の交換取引が可能です。
以前はNFTの売買は海外の取引所で行う必要がありましたが、国内取引所のコインチェックで採用されたことで安全に取引できます。
コインチェックに登録したユーザーであればすぐに始められ、特別な書類や新しい手続きは必要ありません。
コインチェックのメリット
コインチェックは暗号通貨取引所の老舗として、さまざまなサービスを提供しています。
日本で唯一ここだけのサービスも多く、利用することで多くのメリットを得られるでしょう。
コインチェックの代表的なメリットとして、以下の点について紹介します。
・17種類の仮想通貨を売買できる
・通貨の説明が分かりやすい
・取引手数料が無料
・シンプルで見やすいUI
・貸通貨サービスの利率が高め
・日本円から購入できる
・親会社は一部上場企業のマネックス
・セキュリティ対策が充実している
17種類の仮想通貨を売買できる
コインチェックは全部で17種類の仮想通貨を取り扱っています。取扱通貨の種類は以下のとおりです。
【コインチェックで取り扱う仮想通貨の種類】
※ファクトム(FCT)は2022年5月17日から上場廃止の案内が出ているため、ここでは数えていません。
ビットコインやイーサリアム、リップルなど有名な通貨はもちろん、クアンタム、ステラルーメン、モナコインなどのマイナーなアルトコインも取り扱っています。
注目するべきはアイオーエスティ(IOST)です。
2022年4月22日現在、購入できるのはコインチェック以外にほとんどありません。
2021年1月19日の終値1IOST=2.09円から2021年4月19日には8.54円とわずか4ヶ月で約4倍まで成長したこともある期待の通貨です。
ビットコイン以外で価格が高騰している通貨を手に入れる確率が高いコインチェックなら、それだけ利益を得るチャンスも巡ってきやすいでしょう。
通貨の説明が分かりやすい
仮想通貨の取引を始めたばかりの方のなかには「仮想通貨の仕組みがよくわからない」という悩みを抱えた人もいます。
株式であれば有名なブランドなら名前だけである程度ビジネス内容の想像がつきます。
たとえばトヨタなら自動車の製造・販売といった具合です。
仮想通貨は名前を聞いただけではシステムの違いが分からず、難しい固有名詞もひんぱんに登場します。
仕組みを知らなくても右肩上がりのトレンドに乗るだけで投資できてしまいますが、投資する以上は仕組みについてある程度知っておくべきです。
その点、コインチェックはそれぞれの通貨がどういった仕組みかを分かりやすく解説しています。
コインチェックのスマホアプリの「ウォレット」から各仮想通貨を選択し、右上に出てくる「?」マークをタップすると以下のような解説文が現れます。
仮想通貨の概要や発行可能上限数、送金速度、時価総額ランキングなどの概要のほか、仕組みや将来性などが分かりやすく紹介されています。
全ての内容が網羅されているわけではありませんが、平易で分かりやすい文章なので仮想通貨の概要を知るにはぴったりです。
取引手数料が無料
コインチェックでは取引に関する手数料が無料です。
取引手数料はトレードを行う都度必要になるコストですから、ここが無料になることで取引コストを大幅に抑えられます。
ただし、販売所では買値と売値の差額であるスプレッドが発生します。実質的にはスプレッドがコインチェックの手数料にあたります。
シンプルで見やすいUI
コインチェックはスマホアプリでシンプルかつ見やすいUIを採用しています。
余分な情報が少ないので、初心者でも次にどこを操作するべきかが非常に分かりやすくできています。
初めての仮想通貨取引で操作方法が分かりにくいのは大きなストレスになります。
株式やFXと違って24時間365日いつでも取引できる仮想通貨では毎日のように画面を見ることもあるので、コインチェックのようにシンプルで使いやすい画面のアプリがおすすめです。
日本円から購入できる
コインチェックではビットコインをはじめとした仮想通貨を日本円で購入可能です。
ほかの取引所の場合、ビットコインでしかアルトコインを購入できない場合があります。
「日本円からビットコインに交換するタイミング」「ビットコインからアルトコインに交換するタイミング」で複数回の手数料が発生する点がネックです。
どの通貨でも日本円で購入できるのは、地味ながら大きなメリットといえます。
親会社は一部上場企業のマネックス
コインチェックは東証プライム上場企業であるマネックスグループの子会社です。
代表取締役はマネックス出身の蓮尾聡氏が務めています。
マネックスは最先端のIT技術を駆使して世界標準の金融知識で投資や経済活動を支援しています。
コインチェックの新しい運営体制にマネックスがかかわることで、ブランド力・安全性の両方に好影響を与えています。
セキュリティ対策が充実している
過去にはハッキングによってネム(NEM)が流出し、悪い意味で大きな話題になってしまったことがあります。
大きな要因はインターネットにつないだ「ホットウォレット」で管理していたことです。
現在のコインチェックではインターネットから隔絶されたコールドウォレットで資産が管理されており、ハッキングのリスクが以前よりも大幅に下がっています。
二段階認証など追加のセキュリティ対策にも力を入れており、現在は安心して取引できます。
コインチェックのデメリット
「上場企業であるマネックスの傘下企業という安心感」「ビットコインで電気代・ガス代を支払える」など、他社にはない魅力的なサービスが多いコインチェック。ただ、メリットばかりではなく、他社と比較してデメリットに感じるところもあります。
ここではコインチェックのデメリットとして、以下の点について解説します。
・過去にハッキングされた事実は消えない
・アルトコインは販売所での取引のみ
・レバレッジは取引の対象外
・出金手数料がかかる
過去にハッキングされた事実は消えない
コインチェックという取引所の名前は、仮想通貨をやっていない方でも聞いたことがあるかもしれません。
2018年1月にコインチェックがハッキングされ、日本円に換算して約580億円のネム(XEM)が流出したニュースは当時大きく取り上げられて話題になりました。
しばらくはサービス停止していましたが、現在はマネックスグループの子会社としてセキュリティ体制を強化したうえで再出発しています。
今では以前よりもはるかに安全になったことは説明したとおりです。
ただ「過去にハッキングされて仮想通貨が流出した」という事実は消えません。
人にもよりますが、過去に流出した事実についてどうしても不安に感じる人もいるでしょう。
どうしても気になるなら、過去に流出を経験したコインチェックは利用することを控えるしかありません。
大多数のアルトコインは販売所での取引のみ
仮想通貨を売買する場所は大きく分けて「取引所」「販売所」に分かれますが、コインチェックではどちらのサービスも扱っています。
【取引所と販売所の違い】
取引所:利用者同士で通貨を売買販売所:利用者と運営で通貨を売買
コインチェックでは17通貨を扱っており、国内取引所としてはトップクラスに通貨数が多い特徴があります。ただ、そのほとんどは販売所での取引しかできません。
取引所で取引できるのは 2022年5月に上場廃止が決まっているFCTを除くと以下の4通貨のみです。
【取引所で取引できる通貨】
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・モナコイン(MONA)
・パレットトークン(PLT)
販売所は取引所と比較してスプレッドが広く(手数料が高く)なってしまうのがネックです。
できるだけコストを抑えた取引をしたい人は、必ずしもコインチェックが最適解ではないかもしれません。
レバレッジは取引の対象外
コインチェックはDMMbitcoinやbitFlyerにあるようなレバレッジ取引には対応していません。
2020年3月13日にはレバレッジ取引のサービスは終了しており、レバレッジ取引を利用したい人にとってコインチェックは自動的に選択肢から外れてしまうでしょう。
ただし、もともと値動きが激しい仮想通貨でレバレッジ取引を使うと、さらに値動きが大きくなります。初心者には耐えられない値動きになってしまうかもしれません。
初めて仮想通貨を取引するときは無理にレバレッジを使わず、現物取引で値動きの激しさに慣れることをおすすめします。
出金手数料がかかる
コインチェックでは日本円の入金・出金の際に以下の手数料が発生します。
銀行振り込み(日本円) | 無料(振込手数料は利用者負担) | |
コンビニ入金 (入金額から手数料が差し引かれる) | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上30万円以下 | 1,018円 | |
クイック入金 (入金額から手数料が差し引かれる) | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上50万円未満 | 1,018円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.11% + 495 円 | |
日本円出金 | 407円 |
銀行振込みに関しては手数料無料ですが、振込手数料は自己負担です。
楽天銀行や住信SBIネット銀行のように「月●回まで振込手数料無料」のサービスがあるネット銀行なら手数料はかかりません。
一方、出金時は一律で407円の手数料が発生します。
他の仮想通貨取引所では出金手数料が無料のところも珍しくないので、これに関しては明確なデメリットといえます。
コインチェックの良い口コミ・評判
コインチェックは利用者が多く、ネット上では多くの口コミが見つかります。
ここでは独自アンケートで集めた口コミと、Twitter上で見つけた口コミのうち、良い評価・評判のものを紹介します。
キャンペーンで得たビットコインでリスクなしの取引ができた
他のアプリや会社サービスでもやっているかもしれないがCoincheckをキャンペーンを通して解説することによって数千円分のビットコインを得ることができた。
実際に元手が必要なくキャンペーンで得たビットコインをもとに仮想通貨取引をでき、リスクを負うことなく仮想通貨の取引を体験することができた事は自分にとっては非常に有益であった。またチャート画面が非常にシンプルで見やすいことも良い点であると考える。
TESnoさん:30代 評価:★★★★★
アプリが初心者でも分かりやすい
初心者でもわかりやすいアプリで、買いたい金額の日本円をアプリで入力すれば、自動でそのコインの購入できた数量と日本円が取引履歴に表示されるのが良いです。
一番のお気に入りは、アプリ内にチャット機能があることです。コインごとのチャットがあるので、自分が購入したコインのチャットを見て色々な情報を得ることができるのと、コインが下がってて落ち込んでるときにチャット内の購入してる人の発言をみて気持ちを落ち着かせることが出来るのも良いです。
全体チャットというものがあり、仮想通貨全体のことをそれぞれがチャットで話しているのも見れるのも良いです。他の取引所にはないこのチャット機能が良いと思います。
モモコさん:40代 評価:★★★★☆
上場企業の安心感がある
やはり上場会社グループということで、それだけで何となく安心感があります。
また、昔よくFaucetで色々な仮想通貨を集めていたので、コインチェックは取扱い通貨が多いので、幅広い通貨の保有ができて、とても満足でした。
保有割合を円グラフで表示してくれるところも、ポートフォリオが視覚的にすぐ分かるので良いと思います。あと、コインチェックを既に持っていたので、マネックス株主優待のビットコインをスムーズに受け取れて良かったです。
renayさん:20代 評価:★★★☆☆
Twitterから集めた良い口コミ
新社会人の人は資産形成としてインデックス投資や仮想通貨投資を始めましょう。 手取りの10%を貯蓄に回し毎月積み立てながら長期保有していきます。 インデックス投資なら楽天証券かSBI証券、仮想通貨投資ならコインチェックがオススメです。長期保有が前提なので右肩上がりが期待できるものに限ります。 つみき@インデックス投資 |
「あなたが今まで吸ってきたタバコ代であのベンツが買えますよ」をリアルにやりたくて、2020年9月から毎月1万円(平均328.8円/日)をCoincheckでリップル(XRP)に自動積立してるんすけど、現在183,432円が289,479円に。約20ヶ月で利益率57.8%。 中古の軽自動車くらいなら言えるようになった 樋口聖典(いいかねPalette/コテンラジオ/新型 |
コインチェックの悪い口コミ・評判
利用者が多いコインチェックといえども、全員が高評価というわけではありません。
ここでは独自アンケートで集めた口コミと、Twitter上で見つけた口コミのうち、悪い評価・評判のものを紹介します。
スプレッドが広くて利益が得にくい
売買時のコインチェックの手数料が高く、ある程度の含み益がないと実際の利益にならないのは辛く感じます。暗号資産の売買時共に一定の手数料があるので買付時はマイナススタートになってしまうのも良くないように感じました。
コインチェック内での売買可能アルトコインの取り扱い銘柄もそこまで多くなく、買付したいアルトコインがコインチェックでは取り扱われていないこともしばしばあり、そういうところも残念なところだと感じています。
ふくりすさん:20代 評価:★★★☆☆
アプリの円グラフが見にくいときがある
気軽に投資が出来るとは言っても、唯一不満な点として挙げるのであれば、年単位や月単位、日単位で見られる、自分が投資した仮想通貨のレートの上げ下げの表記方法だと思います。
確かに、どのくらい増えたのか、減ったのかは一目で見れますが、例えば途中で500円だけ投資してしまうと、グラフに反映されてグラフがいきなり急上昇したりと、これまでの価格の変動に違和感のあるグラフになってしまいます。
なので、初心者にとって楽しみであるグラフの上がり下がりに妨害が出るという点だけはコインチェックを利用している上で嫌なポイントだと思います。
Timmyさん:20代 評価:★★★★☆
レバレッジ取引ができない
スプレッドが広い時があるのでレバレッジ取引ができないことが少し不便であることだと思います。
あとCoincheckのスマホアプリを通じて仮想通貨を購入する場合は販売所経由で購入することになるため、マーケットの状況次第ではスプレッドが高くなることに注意する必要がありますし、取引所で売買できる通貨はビットコインのみなので少し不便なところだと思います。
uchida7260さん:30代 評価:★★★★☆
Twitterから集めた悪い口コミ
アドレスとネットワークは絶対に間違えないでください。コインが失われます。 「GMOコイン」をオススメした理由はここです。「Coincheck」など他は、高額な送金手数料がかかったり、送金が1日以上かかったりします。 ・送金手数料無料・送金が早い・扱いやすい もざらし|投資とWeb3.0からお金の仕組みを学ぶ |
コインチェック(Coincheck)がおすすめできる人
コインチェックでの取引をおすすめできるのは、以下のような方です。
・仮想通貨取引の初心者
・ビットコイン以外のアルトコインも育てたい人
・NFTを取引したい人
仮想通貨取引の初心者
コインチェックはシンプルで非常に使いやすい取引画面・スマホアプリ画面が特徴です。
はじめてログインする人でも直感的に仮想通貨の取引に進めるでしょう。
「取引手数料が無料」「3つの入金方法から選べる」など使いやすいシステムが多く、シンプルな取引を好む人なら初心者から上級者までおすすめできます。
ビットコイン以外のアルトコインも育てたい人
コインチェックではイーサリアム・リップルなどの有名なアルトコインのほかに、たくさんのマイナーなアルトコインを取り扱っています。
ビットコインを含めて17種類の通貨数は、国内取引所としては屈指の規模です。
将来的にマイナーな仮想通貨まで手を伸ばしたい方の場合、コインチェックは押さえておきたい取引所の1つです。
NFTを取引したい人
コインチェックではNFTを取引できます。NFTはひと昔前まで海外の取引所での取引が必要で、安全とは言い難い部分もありました。
国内取引所であるコインチェックなら海外取引所よりも簡単に安心して取引できるでしょう。
コインチェック(Coincheck)をおすすめしない人
コインチェックはサービスの充実度から万人におすすめの取引所ですが、なかには向いていない人もいます。
コインチェックをおすすめできないのは、以下のような方です。
・レバレッジ取引をしてみたい人
・1回も仮想通貨のトラブルを起こしたことがない取引所を希望する人
レバレッジ取引をしてみたい人
コインチェックでは他社で取り入れているサービスは大体利用できますが、レバレッジ取引についてはサービスを終了しており、現在は使えません。
ほかの国内取引所なら2倍、海外の取引所なら2~100倍以上のレバレッジをかけることも可能です。
現物取引よりもハイリスク・ハイリターンな取引を希望するなら、コインチェック以外の取引所が候補になるでしょう。
1回も仮想通貨のトラブルを起こしたことがない取引所を希望する人
仮想通貨取引所はセキュリティの高さが重要であるのは、すでに解説したとおりです。
コインチェックは「コールドウォレットでの管理」「二段階認証」「SSL」などのセキュリティを完備しており、国内でも屈指の安全性を誇ります。
ただ、紹介したように過去にハッキングによる流出が発生したことも事実です。「1回でも流出させた取引所は信用できない」と思うならほかの取引所が候補になるでしょう。
コインチェック(Coincheck)に関するQ&A
最後に、コインチェック(Coincheck)に関して初心者の方が疑問に感じやすい点と回答をまとめました。
これからコインチェックで取引を始めようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。
コインチェックは流出事件があったけど大丈夫?
コインチェックと言えば2018年の1月、ハッキングにより約580億円のネム(NEM)が流出した取引所です。2021年1月には不正交換容疑で31人が立件されたことがニュースになっています。
参考:朝日新聞|NEM流出、不正交換容疑で31人を立件 主犯者は不明
現在のコインチェックではネットから隔離された「コールドウォレット」で管理を行っていて、オンラインから隔絶されていることからハッキングに強くなっています。
さらにマルチシグ(秘密のキーを複数用意した交換認証方式)や二段階認証などセキュリティ対策が強化されており、以前よりもハッキングの心配は低いといえます。
送金にはどのくらいの時間が必要?
コインチェックの送金には一般的にタイムラグがあります。取引に正当性があるかどうかチェックを行っているためです。
ビットコインは取引量も多く、どうしてもマイナーなコインよりも確認に時間がかかります。取引が完了するまで10分前後が1つの目安になるでしょう。
ただ、仮想通貨によっては10分より短く送金できる通貨もあります。たとえばリップル(XRP)ならタイムラグはわずか数秒といわれています。
コインチェックの取引ツールはどんなもの?
コインチェックは取引ツールとして「トレードビュー(Tradeview)」を採用しています。テクニカル分析をするために必要なインジケーターの種類が多く、「移動平均線」「ボリンジャーバンド」「MACD」など、中級者以上が良く利用するインジケーターは網羅されています。
取引を行うときはチャートを確認しながらのリアルタイムトレードが可能で、さまざまな面で初心者の方でも使いやすいツールといえます。
コインチェックはどんな人におすすめ?
コインチェックは過去の流出を経て強化されたセキュリティやアルトコインの種類の多さなどのメリットから、万人におすすめできる取引所です。
しいていえば、以下のような希望を持っている人におすすめできます。
- 仮想通貨取引の初心者
- ビットコイン以外のアルトコインも育てたい人
- NFTを取引したい人
アルトコインの取扱い量は国内屈指であり、アイオーエスティ(IOST)などコインチェック以外に取扱いがほとんどないでしか取り扱いがない(2022年4月17日現在)通貨もあります。ゆくゆくはアルトコインにも手を伸ばしたい人には特におすすめできます。
コインチェック独自のサービスは何ですか?
ビットコインは他の取引所では扱っていない独自のサービスがいくつかあります。たとえば貸仮想通貨サービス。
ビットコインをコインチェックに14~365日の定められた期間で貸すことが可能で、最高5%の年率で利息を受け取れます。価格変動のリスクはありますが、保有しているだけでインカムゲインが得られるのは他の取引所では得られないメリットです。
まとめ
コインチェックは「日本最大級の取り扱い通貨数」「取引手数料が無料」「電気やガスをお得に買える」など、数々のメリットがある仮想通貨取引所です。
ただし、「レバレッジ取引ができない」「取引所で扱う銘柄が少ない」などのデメリットもあります。
利用者の評判や口コミの内容も、取引所選びの参考に利用してみてください。