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2019.1.31
ライフプラン

結婚したら生活費はこう考える!FPが教えるお金の使い方

結婚後の生活費を、いくらぐらいにすれば良いか知りたいあなた。世間一般の平均値を知ってもあまり解決にはなりません。将来お金に困らず、いま気持ち良くお金を使えるような生活費の考え方を、今日はご紹介します。

1.「いくら使うか」ではなく、「いくら貯めるか」から考える

(1)生活費の平均値は簡単に検索できる

今はインターネットで「結婚・生活費」と検索すると、生活費の平均値や年収に占める平均的な割合は簡単に出てきます。確かに、お隣さんの生活費はいくらだろう、自分と同じ年収の人たちはどれくらい使っているだろう、は気になるところです。

(2)ライフスタイルで生活費は大きく違う

しかし平均値を知ることができても、あなたの基準としては十分ではありません。

その理由は、世帯年収、家族構成、預貯金残高、子どもの教育方針、住まいの考え方、老後生活の希望など、世帯ごとのライフスタイルで生活費は大きく異なるからです。

(3)「いくら貯めるか」から考える

実は、生活費を「いくら使っていいのか」を考えるには、将来使うお金を「いくら貯めるか」を先に考えた方が上手くいきます。

「収入」から先ず「貯めるお金」を取っておけば、残りは生活費として使って大丈夫という考え方になり、この方が生活費を大枠で捉えやすくなります。

2.貯めるべき「人生の三大資金」

(1)教育資金

あなたは将来、子供が何人欲しいですか?

幼稚園~大学までに掛かる教育資金は、公立か私立かで差はありますが、平均的には一人当たり約1,500万円と言われています。二人なら×2で3,000万円となります。

貯めるべき額としては15歳で400万円ぐらいあると良いでしょう。15年で貯めるとすると400万円÷15年÷12か月≒2.2万円となるので、子どもが産まれたら一人につき月額2万円ずつ貯めると良いでしょう。

(2)住宅資金

持家を将来購入する場合、住宅ローンを利用するとしても、住宅購入の頭金と諸費用分は貯めておくと良いでしょう。

仮に3,000万円の物件を購入するとして、その際の準備金つまり頭金としては、物件価格の1割と諸費用200万円の合計500万円ぐらいが必要になるので、あと何年でいくら貯めるべきか計算してみましょう。

(3)老後資金

老後生活は未だイメージしにくいかもしれませんが、会社員で勤めて厚生年金の場合で65歳時点で夫婦二人合わせて3,000万円、自営業者で国民年金の場合は5,000万円が必要と言われています。

現在30歳の場合で35年で貯めるとすると3,000万円÷35年÷12か月=7.1万円となるので、厚生年金の場合で月7万円ずつ貯めれば良い計算となります。

3.貯めたらよい額は、ひとによって違う

(1)貯めたらよい額・使って良い額

上記でご紹介した金額を足すと、厚生年金加入の会社員・子ども一人の場合で、教育資金2万円+老後資金7万円+住宅準備金で、月々9万円+αを貯めれば、残りは生活費として使って良いことになります。

(2)ライフスタイルによる違い

しかし、世帯年収、家族構成、預貯金残高、子どもの教育方針、住まいの考え方、老後生活の希望など、世帯ごとにライフスタイルが違えば、貯めたらよい額は異なるので、あなたの場合はどうか、を考えてみることが必要です。

4.まとめ

今回は結婚後の生活費について、「いくら貯めるか」を先に考えて、残りをいまの生活費として使う、という考え方をご紹介しました。

この考え方で暮らせば、将来のお金の心配が減るとともに、いま使えるお金も、今までより気持ちよく使えるようになると思いますが、いかがでしょうか。

2019年1月31日
text by 久保田 正広
FPバンク

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