ファイナンシャルプランナー相談
のFPバンク
東京駅・新宿駅

2019.3.26
住宅相談

購入前に考えておきたい!住宅ローンの頭金の目安とは?

住宅ローンを借りる際の頭金は、どれくらい用意すれば良いのでしょうか。多ければ多い方が良いのでしょうか。果たしてその真相は?

1. 頭金が多いほうが良いと言われるワケ

住宅ローンの頭金が多いと、次のような3つの利点があります。

(1)借入額が減り、支払利息が減る

例えば購入金額が5,000万円の住宅物件に対して、頭金を500万円用意して4,500万円借りる場合と、1,000万円用意して4,000万円借りる場合を比較すると、借入額が少ない後者の方が、住宅ローンの支払利息は約133万円も減ります。
※全期間固定金利で元利均等返済、金利1.40%、借入期間35年の場合

(2)審査が通りやすくなる

頭金が多く借入額が減ると、返済額が小さくなって返済比率(返済額/年収)が下がり、住宅ローンの審査も有利になるでしょう。

(3)低い金利が適用される場合がある

さらに住宅ローンは、頭金を金融機関が定める割合より多く用意できると、一段低い金利が適用されることがあります。上記(1)の頭金を1,000万円用意する場合で、もし金利が0.20%下がったとすると、さらに約161万円も支払利息が減ることになります。

2.「頭金は多いほど良い」って本当?

(1)頭金を増やし過ぎると、後で困る場合も

住宅ローンの頭金を増やし過ぎて、手持ち資金が減り過ぎると、「妻が産休・育休に入り一時的に世帯収入が下がった」とか、「子供の受験費用でまとまったお金が必要」というような時に、お金が足りなくなって困る事態になるおそれがあります。

(2)頭金を減らして、繰上返済に回す

また、頭金を増やす代わりに繰上げ資金に回す、という選択肢もあります。
上記の計算例で、頭金を500万円増やす代わりに、その500万円は手元にとっておいて5年後に繰上返済に回すと、住宅ローンの毎月返済額は約12.0万円から約13.6万円に増えますが、支払利息は約1,062万円から約947万円に約115万円減ります。
※繰上返済は期間短縮型(手数料0円)、頭金増加による金利低下は無い前提

3. まとめ

住宅ローンで頭金を多く入れること自体には、メリットがあります。
しかし「あなたの場合」にちょうどいい頭金の額については、あなたの家庭の現状、今後のライフスタイルの変化などに合わせて考える必要があります。
夢のマイホームを無理なく実現するために、住宅ローンについては、あなたのライフプランにあった利用計画を立てましょう。

2019年3月26日
text by 久保田 正広
FPバンク