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2019.5.21
保険相談

共済と保険の違いを知る!!検討しているなら見逃すな

結婚・出産を機に保険の加入を考えているあなた。3分コラムを読んでお悩み解決!!スッキリしましょう

1.共済と保険とは?

共済と保険の違いを理解して、自分に合った選択をしましょう。時間がないあなたでもパッと読めるように3分コラムとしてまとめてみました。

(1)共済と保険のしくみを知る

まず、共済と保険の違いを知る前に、しくみを理解しておきましょう!!
そもそも共済も保険も共に、「相互扶助」という考え方で成り立っています。「相互扶助」とは、共済や保険に加入した大勢の人が少しずつお金を出し合って大きなお金を作り、万一の際にはその遺族にそのお金が渡るというものです。

(2)万が一の準備のしかた

共済や保険にはなぜ入るのでしょうか。
病気やケガの不安、万が一への不安、介護の不安、老後の不安。日々生活を送っているとふと不安に思う時があります。いざという時に必要なお金はなかなか個人では貯められない多額なものです。しかし、大きなお金も大勢で出し合えば一人の負担は少なくなります。そこで利用するのが共済や保険ということになります。
たとえば、万が一のときに備えるお金、すなわち保障が3000万円必要だとしましょう。それを預貯金で積立ていくと、三角形のように徐々に資金は増えていきますが、いざという時は突然起こるものです。積立途中で万が一のことが起こると必要な額は備えられていないという事態が起こります。保険や共済はといいますと、いざという時に必要な保障を準備するものですので、加入した直後に万が一の事態となっても必要な3000万円が遺族に支払われます。
つまり、四角形のようにいつ、万が一の事態が起こってもある一定期間は保障の確保ができるということになります。「貯蓄は三角・保険は四角」なんて例えられたりします。(出典;生命保険文化センター)
これで、共済と保険の「相互扶助」のしくみ、「貯蓄は三角・保険は四角」と言われている所以がわかりましたね。

2.共済と保険どちらを選ぶ?

まずは、共済と保険それぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。

(1)共済

①メリット

地域や企業など決まった範囲での相互扶助のしくみです。手軽でかんたんに加入できるというところがメリットと言えるでしょう。また、保険は年齢により保険料が変わりますが、共済は20歳で加入しても50歳で加入しても掛け金は変わりません。年齢が高い人にはお得かもしれません。反対に年齢が若い人は損をしている可能性があります。

②デメリット

保障が十分でない、コストが掛かるということがあります。
よく家族全員で共済に加入しているケースを見ますが、一人ひとりの月の掛け金は少なくても、家族全員が加入していればそれなりの掛け金になります。
例)夫2000円、妻2000円、子供1000×2人=6000円/月額
それが、一年間で(6000円×12ヵ月)72,000円。30年間で2,160,000円となります。共済は掛け捨てが基本ですので(割戻し金もありますが)、2,160,000円というお金は万が一のことが無くても確実に掛かるお金となります。しかも、月々2000円の保障内容は死亡保障400万円が一般的です。大黒柱のご主人様に万が一のことがあった場合、残された家族は400万円で足りるのでしょうか。仮に3000万円の保障を備えようとすると、400万円の7.5倍の額になりますので、単純に計算しますと2000円×7.5=15,000円/月となる訳です。

※団体保険
共済と似ていて、限らた範囲でつくる相互扶助のしくみとなり、大手企業や職種ごとにあります。こちらは共済と同じようにコストパフォーマンスの良くないものがほとんどですが、中には生命保険より効率よく備えられる団体保険もありますので、中身をよく見るのがポイントです。

(2)保険

①メリット

充実した保障を備えることができるということです。種類が多いので、目的ごとに効率よく加入することができます。たとえば、先ほどの共済で備えた死亡保障3000万円を生命保険で備えると月々約3000円の掛け金で備えることもできます。その差12,000円。
そもそも3000万円の保障を共済で備える人はなかなか居ません。

②デメリット

無駄な保険に入ってしまうということです。重複してしまう恐れがあります。共済や保険に加入する際は目的を持って加入することが必要です。しかし、きちんと目的を持たないと、必要のない保障も付けてしまい、総額1000万円以上のお金を保険会社につぎ込んでいる人も少なくありません。1000万円が老後にあるのとないのではセカンドライフの送り方が全く違いますので気を付けたいものです。

3.まとめ

共済であっても保険であっても、加入を検討するときはきちんと目的を持つことが大事です。どんな目的があるのでしょうか。目的を考える際にはどのようなリスクがあるのかという考え方をします。
人生におけるリスクをざっと並べてみると、
①健康で生きていくための経済的リスク・・・
②老後を迎えた時の老後資金が無いリスク、介護のリスク・・・
③大病時の就業不能リスク・・・
④万が一(死亡時)のリスク・・・
などがあります。今、教育資金や老後資金を貯める貯蓄型の保険や大病時の収入が入って来なくなるリスク(就業不能リスク)を求める人が多くなっていますが、それに対応できるのは保険だけで共済にはありません。

以上の観点をもって、共済でも保険でも何のために入るのかということをきちんと考えることが必要です。共済や保険の違いを調べているあなただからこそ、自分に合ったものを選択しましょう。

2019年5月21日
text by 久保田 正広
FPバンク

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