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2019.10.10
ライフプラン

ついに来た!消費税10%!増税後もおトクに暮らす消費術!

2019年10月からいよいよ消費税が10%に!買えるものは早く買わないと!と駆け込みでまとめて買おうと思った人も多いと思います。ですが、増税に伴い、実は様々な優遇制度が用意されています。うまく利用できれば、影響はそれほどでもないかもしれません。

1.今回の消費増税のポイントを解説!

今回の消費税の増税はいろいろな情報が錯綜していて非常に難しいと思います。特に複雑にしている理由は①軽減税率制度、②ポイント還元、③各企業が実施する増税前の色々なキャンペーン、これが大きな理由なのではないでしょうか。日々テレビのCMを見ていると「〇〇%ポイント還元」「〇〇%キャッシュバック」こんな言葉を見ない日は無いほど、様々なキャンペーンが実施されています。今回はすべてを触れるのは難しいですが、できる限り整理して解説したいと思います。

(1)まずは「国」の「軽減税率」について理解しよう

シンプルに言えば、軽減税率とは8%のまましておくモノと10%に上げるモノがあり、8%のままにしておくモノのことを示しています。ではどんなモノ(品目)があるのか以下の通りです。

主な分類方法としては、外食や酒類は10%になり、中食、内食は8%です。(中食とは)ただ判断に迷うものが必ず出てくると思います。その場合は、値段の表記を注意してみていただくことをお勧めします。

 

〈出典〉 国税庁ホームページ
(https://www.nta.go.jp/about/organization/hiroshima/topics/syohi_keigen/index.htm 閲覧日:2019.9.24)

(2)具体的には、いつから10%?

自分でお店に行って、買うのではあれば問題ないのですが、最近は多くの方がネット通販でモノを買って、郵送してもらうという形で購入される方も多いと思います。

基本ルールは「10月1日以降に出荷される場合は10%になる」ということになります。詳細は購入されるサイトの注意事項などを確認いただく必要があります。

(3)増税=値上げ?

実は増税がされるからと言って、必ずしも値上げされるとも言い切れません。なぜなら、商品には価格の変動があり、その時その時によって値段は変わります。例えば電化製品を例にすると9月までは10,000円だったけれど10月から新モデルがでて、旧モデルは8,000円になりましたなんて話はよくあると思います。この場合だと、実際は10月に買った方が結果的に買った値段は安くなります。ですので、価格が安定している品目は増税前に、価格が下がる可能性のあるモノは増税後でもOKかもという意識で増税前に購入するかどうかを検討しても良いと思います。

2.ポイント還元について理解しよう!

(1)概要

まずは、「ポイント還元」と聞くと、どこかの企業のポイントカードのことかな?とイメージされるかもしれませんが、これは実は政府の取り組みになります。

〈出典〉経済産業省ホームページ
https://cashless.go.jp/consumer/ 閲覧日:2019.9.24)

そもそも「ポイント還元」とは、商品を購入したときに、最大で5%のポイントが戻ってくる仕組みを言います。同じものを買うのに5%変われば決して小さくはないと思うので、是非とも活用したいところです。この政策の意義は、一言でいえば「景気の冷え込みを防ぐため」の施策です。増税によって、みんながモノを買わなくなってしまうのは、政府としても避けたいと考えているので、約2800億円もの予算を使って実施しています。

(2)「キャッシュレス・ポイント還元」で私たちはどう対応する?

ポイント還元の対象店舗として申請されているのは、50万店以上(2019年9月24日現在)あります。経済産業省のサイトを見るとポイント還元されるお店もアプリで検索できるようになるので、そちらで見てみるのも良いでしょう。

〈出典〉 経済産業省ホームページ
(https://map.cashless.go.jp/search 閲覧日:2019.9.24)

対象店舗においてもステッカーやポスターでも周知されるようですので、そちらを見ていただければとわかるでしょう。

決済手段としては以下のようなものが現在のところあります。

 〇クレジットカード / デビットカード  
VISA / Mastercard /JCB /AMERICAN EXPRESS /Diners Club 

〇 電子マネー / プリペイド
交通系IC/nanaco /WAON/楽天Edy /iD /QUICPay 

〇QRコード 
LINE Pay/PayPay/ Origami Pay/楽天Pay /d払い/au PAY/メルペイ/Jデビット/J-Debit 

3.一般企業のキャンペーンこそ、メリット大!

これまでは消費増税については、主に政府の取り組みについて書いてきましたが、最後に最も忘れてはいけないのが各民間の会社のキャンペーンです。

あまりにもたくさんあるので、逆に混乱している人も多いのではないしょうか。すべてを紹介するのは難しいですが、今回は私たちがどう考えれば良いかのかその判断のポイントを解説したいと思います。

日々、仕事をしていると一番お得なところは・・・と調べたい気持ちはあっても調べている時間もないと思うので、このような基準で判断してみてはどうでしょうか?

ポイント①「普段使っているQRコード決済のキャンペーンを最大限使う!」

ポイントというのは基本的には資産運用と同じで同じところで同じポイントをためていった方が増えていきます。結局分散しすぎてしまうと有効期限切れなどのリスクもあるため、普段生活でよく使う3~5種類くらいでポイントを貯めてみてはどうでしょうか?

その3~5社の会社の増税のキャンペーンを調べて使えるだけでもかなりのメリットがあると思います。ただし、こちらも有効期限があるものもあるので注意が必要です。

ポイント②「クレジットカードで決済するようにする!」

私自身、Yahoo!やグーグルの広告を見ているとQRコード決済のキャンペーンの方がよく目にするような感じがしています。皆様はどうでしょうか?実際、キャンペーンをやっているのはQRコード決済の会社だけではなく、クレジットカード会社各社もポイントキャッシュバックなどやっています。

普段クレジットカードを持っている方は、お店などはそこまで気にしないでクレジットカードでのお買い物を増やすのだけでもお得になる1つの方法かもしれません。

ただし、こちらも有効期限があるものもあるので注意が必要です。

ポイント③「気にしない!」

 増税対策で景気の冷え込みを抑えるために色々な施策が実施されていますし、ここまで色々お話してきて、気にしないというのも変なお話ですが、実はこれだけ各企業が挙ってキャンペーンをやっているということは、普段買い物しているところでも何かしらの増税に伴うキャンペーンをやっていることはもはや当たり前ともいえます。逆にやっていないところの方が少ないかもしれません。

 であれば、無理に一番お得なところを探すというよりは、「ここはこういうキャンペーンやってるんだ・・・だったら利用しようかな。」くらいの感覚でいるのも1つだと思います。

4.まとめ

今回の増税では増税されるものとされないものがあったり、ポイント還元があったりと非常に優遇制度が設けられています。ですが、かえって分かりにくくなっているのも事実です。

 恐らく、10月から多少の混乱は避けられないと思いますが、皆様には増税について少し調べれば、お得になることも多いので、うまく今回の増税を使っていただき、お得にお買い物をしていただけると嬉しい限りです。

2019年10月10日
text by 久保田 正広
FPバンク

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